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今年は、WBCとラクビーワールドカップを楽しみにしている

サッカーワールドカップは、日本がドイツ、スペインという強豪国を破り、大いに盛り上がって終わりましたが、今年は、WBC(ワールドベースボールクラシック)が3月8日、ラクビーワールドカップが9月8日から始まるので、また、大人気となるのではと楽しみにしている。

その前に、去年の暮れから、全国高校ラクビー大会が始まっていて、明日3日には、準々決勝が行われる。

私の地元兵庫県の報徳学園は、何と、Aシードの、強豪校となっている。とはいえ、兵庫大会の予選の決勝では、関西学院高校に、21対17と苦戦している。いつのまにか、兵庫のレベルが上がっているようだ。

約30年前に、私の息子が現役でラクビーをしていた頃の報徳学園は、全国ラクビー大会に連続出場していたが、大会では、シードに選ばれるどころか、1回戦に勝つかどうかというレベルだった。

その頃には、兵庫大会予選を含めて、種々の大会を観戦していたが、当時の高校ラクビーのイメージが染みついているので、今回の全国大会をYoutubeのハイライト版を観ていると、パス回し、ステップの切り方、タックルの仕方、スピード感と、いずれも洗練されていることに驚いた。

2015年のラクビーワールドカップで、ジャパン代表が南アフリカを破ったときに、それまで沈滞していたラクビーが盛り上がっていたが、それ以来、高校ラクビーのレベルも上がったのだろうか?
いや、そんなことはなくて、徐々に生長していったとは思うが・・・

サッカーの競技人口は、全世界に広がっているが、野球とラクビーは、一部の国に限られていることで、全世界の注目を浴びるということがないのが、残念な点です。

サッカーとラクビーは、ボール一個で遊べるという安価な競技ということでは、同じはずだが、何故、ラクビーは一部に地域に限られているのだろうか?

サッカーとラクビーの起源は、両方とも英国である。

ラクビーは英国の紳士たちが興ずる気取った感じのする競技であるのに対して、サッカーは、昔から南米でも盛んだったことから分かるように、貧しい人たちでも遊ぶことができる競技であるということにあるのでは、と言われている。

サッカーのプロ化の時期に比べて、ラクビーのプロ化の時期は、かなり遅れた。ラクビーは、アマチュアリズムみたいなものを大切にしていたということであった。つまり、スノビズムの匂いを感じる。

一方、野球はというと、起源はアメリカであり、それが、欧州には、人気がでない要因となっている。日本、台湾、韓国とアメリカの属国が主な競技国で、後は、意外にも、共産主義国のキューバ、ヴェネズエラなどの中南米の国で人気となっている。

実際、約45年前に、ヴェネズエラに長期出張時に、ソフトボールで彼らと対戦したが、彼らの身体能力の高さには圧倒された。

なぜ、アメリカと対立している共産主義国のキューバ、ヴェネズエラで野球が人気なのかは、調べてみたいが、今は、省いておく。

今年のWBCには、大谷、ダルビッシュと大リーグでも活躍中の選手たちも参加するということで、優勝を狙えるチーム編成となるので、楽しみである。

だが、サッカーとラクビーとは違い、優勝したこともあり、意外性がないのが、辛いところである。

こうして、楽しみなことを、書き連らねているのは、政治、経済と沈滞したままで出口の見えない、これからの日本社会を憂えているが、せめて、正月ぐらいは忘れようという思いで投稿しました。




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