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米テレビドラマ「ブラックリスト」

全米視聴率No1となったことのある「ブラックリスト」について、以前にも触れたことがありましたが、再び描いてみます。

前回投稿したのは、シーズン10中のシーズン4に入ったところでした。

このシーズンは、ヒロインのエリザベス・キーン(通称リズ)が死亡して、葬儀まで行ったが、実は、偽装だと分かったということまででした。

今回は、シーズン8の半ばの時点です。

ここまでのあらすじを下記に示します。

ヒーロー レイモンド・レディントン(通称レッド)は国際的な犯罪者であるがFBIに出頭し、免責と引き換えに情報提供者となった。

新米としてFBI捜査官となったリズに対して、レッドは当初からある特殊な関心を寄せていた。

当然、他の捜査官と同様に、リズも「それは何故なのか」と、その真相を追求し続けるという筋立てになっている。

ところが、シーズン8は、リズの目の前で、レッドがリズの母親を射殺したことから、展開が逆転する。

リズはFBIを辞職して姿を消した。

リズは、他の犯罪者に協力を持ちかけて、レッドに復讐するという展開となった。

FBIはレッドを守り、リズは捜査されるという立場となる。

サスペンス・アクションドラマとしてのペーストは、そのまま継続しているが、レッドとFBIテロ対策本部長ハロルド・クーパーの関係性もあり、ヒューマンドラマ風味も混ざってきた。

正義感丸出しで、クソがつくほどの真面目な、本部長が、レッドの影響を受けて、角がとれつつあり、一方レッドも、同じく本部長の正義感に対する理解を示すという、一種の友情心が芽生えるというシーンもあった。

ウキペディアで調べると、リズはシーズン8で、偽装ではなく、本当に死亡するとある。

リズ不在の、シーズン9とシーズン10を観るのは、辛いものがあるが、今後は、エピソードごとを味わうようにして観ていくしかなさそうです。

しつこいほど、真相を追い続けて行くと、かえって自分自身が追い詰められて、結局、不幸になるという典型話しに思えた。




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