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オタクが推し変してミニマリストになった話

突然だが、私は生まれてこの方「オタク」である。
遡ること幼稚園時代、「美少女戦士セーラームーン」と「カードキャプターさくら」にハマり、親にねだって漫画とグッズを買い揃えたところからスタートしている。

息子を出産する前は、某女性アイドルグループ(ハローなプロジェクト)にハマり、CDを買ったりコンサートに通ったりしていた。

ちなみに夫もオタクで、彼の場合はガジェット趣味で、パソコンを自作したりしているので、私にはよくわからないケーブルやら工具やらを持っている。

つまり何を言いたいかというと、
我々夫婦はとにかく物が多い。

正確に言うと、多“かった“。

過去形なのは、今現在、私はほぼ物を手放しているからである。

もちろんアイドルは好きだけど、グッズはもちろんCDも買わない。

というのも、息子の誕生をきっかけに、“物を持たない暮らし”に目覚めたからである。

なぜなら、今の最大の“推し”は息子だから!!!

“推し”が子供なら、おもちゃや洋服など、沢山買い与えるのでは?と思われそうだけれど、そもそも赤ちゃんにとって一番大切なことは、「安全な生活」である。
はいはいしたりよちよち歩きをしたときに、物にぶつかったり、戸棚を開けたときに危険なものが入っていたりしたら一大事。

子供が安全に過ごせるようにするには、物を減らすしかなかった……!!!(つまり結果論。)

しかし、実際に物を減らしていくと、「今の」自分の暮らしに必用のないものがこんなにあったのか、と驚かされる。

手放し方は主にフリマアプリの「メルカリ」で、捨てればゴミだったものが、こんなにお金になるのかと……逆に言えば、これだけの金額のものが使われずに眠っていたのかと反省する。

これまでのメルカリの総売上、軽く100万超えてる。(ひええ)

その売上で新しいおもちゃを買い、使わなくなったらまた売ったりしている。

これぞSDGs。

メルカリを始めたので、常に「売るものはないか」という目で家の中を見ている。
それはそれでどうなのかと思うが、「要・不要」を見分けるいい指標になっている。

とはいえ、まだまだ甘え盛りの息子を自宅保育中。家の中には「メルカリするもの」が多々残っている状態なので、「ミニマリストになった」のは、気持ちだけで、理想とする状態まで物が片付いたかというと、そうではない……。

いつか、「ミニマリストの家」として自宅を公開できる状態まで片付けることが、ひとつの目標である。

蛇足
ここまで読んでお気づきの方もおられるだろうが、夫については言及していない。
残念ながら空き部屋に夫の荷物は詰め込まれたまま……。夫は「物を片付ける」必要性を感じていないので、わたしの行動を見て、いつか気持ちを入れ替えてくれないかなぁと願っている。

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