見出し画像

君だけを傷つけない

書くことがないでお馴染み、火曜日の更新だ。

書くことがないなりになんとかするしかない。

今日は婦人科受診の話をしているよ。そういうのはあまり読みたくない人もいるだろうから、一応予め言っておきます。






・久しぶりに婦人科を受診した。ミレーナ挿入後の定期検診だった。

https://betterl.bayer.jp/whc/mirena/mirena

ミレーナについてあまり知らない人はバイエルのサイトを見てみてね。一応私も、過去にミレーナに関する記事を書いています。過多月経と月経困難症に適応が通っていたはず。

・久しぶりに内診台に上がると、あまりに脚がぱかーっ!!と開くのでビビってしまう。一応医者なので、内診台の必要性は頭では理解している。理解しているが…毎回新鮮な気持ちで”嫌だな〜!!”と思っている。

・Googleで検索すると(オタクなのですぐにインターネットでなんでも調べる)、”内診台 嫌すぎる”とかが候補として出てくる。分かる。

・クリニック側が出しているサイトには、

嫌な気持ちがあると余計に痛みが強くなる場合があります。力を抜きましょう。

と書いてあり、”んなこたぁ分かっているが、嫌なもんは嫌だ”と思うなどした。

・そんなわけで、婦人科受診は毎回気が重い。気が重いので、気持ちが過剰に繊細になっているのを自分でも感じる。医者のちょっとした言動に”今の対応、なんだか冷たくない?!”と思ったりしてしまう。

・自分も同業者なので、医者にも気持ちの波があるのは分かる。忙しすぎてご飯を抜いて診療をしている時、全力でにこやかに対応するのはなかなか難しい。他に重症の患者さんがいて、正直気が気じゃない時もある。外来対応に身が入らず、つい早く終わらせようと気持ちが焦ってしまう時もある。

・でも、病院に来てる人って基本的に来たくて来ているわけじゃないんだよな。これが病院とディズニーランドの違うところです。ディズニーランドにはみんな来たくて来ているだろうけれど、病院はそうじゃない。受診している人たちだって、本当はもっと別の楽しくてワクワクするような場所に行きたいはずだ。

・それでも、皆なんらかの事情を事情を抱えて仕方なく受診している。意識して丁寧に対応しないと、知らず知らずのうちに患者さんの気持ちを傷つけかねないなあと、自分が患者側の立場で病院に行くたびにそう思うのだった。

・ちなみにミレーナは挿入後5年で入れ替えをする必要がある。私は来年入れ替えないといけないそうです。お得意のGoogle検索をしたところ、

入れる時よりも抜去する時の方が痛い

という情報が出て来てしまい、心の中で号泣した。でも、ミレーナがないと、重い重い生理痛と格闘する羽目になるからね…。痛みの感じ方にもおそらく個人差があるはずで、私は入れる時の痛みはあまり感じなかった。抜去時も大丈夫だと信じたい。1年後、心して臨んでこようと思います。

Big Love…