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夫の結果を聞く妻の辛さ

妊活にあたって、ぴかの精子の運動率を調べることになった。結果を先に書いておくと、特に問題はなかった。

しかし、そもそも精子の運動率を調べる検査を受けるか否か、検体を持っていくら結果を聞く、その全てが妻経由であることにとても驚いた。
たまたまぴかが付き添いでわたしの診察に来てくれたので、直接Dr.と話せたが、そうでなければわたしの負担はとても大きかったに違いない。

まず、検査を受けるかどうかの意志確認で紙をもらった(ぴかの場合はその場で書いていた)。そして、仕事が休めないという鬼嫁に命令され、検体を自分で病院へ持っていった。結果も自分で聞いて欲しかったのだが、定期受診の関係でわたしが聞くことになった。

問題がなかったからよかったものの、もしも何かしら問題があった場合、それを伝えるのはわたしである。とてもじゃないが、そんなことを伝える気にはなかなかならないと思う。夫婦の関係が拗れる場合もあるだろう。何人かの友人に聞いたが、全員が妻が結果を聞き夫に伝えるパターンだったので、そんなものかと思ってしまった。

でも、自分の身体のことなんやから自分で聞いて欲しかったな。そう思ってしまった自分がどこかにいる。ぴかよ、すまぬ。でも、女の人しかいない病院へ検体を届けたその覚悟をみて、結婚してよかったと改めて思ったよ。ありがとうね。

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