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グッド・バイ・プロミネンス

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単行本『グッド・バイ・プロミネンス』(祥伝社/2019)関係の記事まとめ。ネーム公開、おまけ漫画など。
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記事一覧

茄子と胡瓜とイツジとハナ

COMITIA129の無配ペーパーより、さようならプロミネンスその後。

グッド・バイ・プロミネンス:単行本作業

単行本『グッド・バイ・プロミネンス』のメイキング。ちょっと長いよ。 装丁のデザイナーさんは…連載終わっていざ単行本という時に担当さんからデザイナーさんの希望ありますか?と聞かれたんですけど、自分の作品に合いそうかどうかは客観的な判断をしてもらった方がいいと考えていたので、お任せしました。 そしたら、名和田耕平デザイン事務所さんがうけてくださり、内心大騒ぎでした。この装丁いいなあ〜!!と思ってデザイナーさん確認したらこちら、みたいなことが頻発していたので… タイトル&表紙

グッド・バイ・プロミネンス:カウントダウンイラスト

2019年8月8日へむけて、意気揚々とカウントを間違えたやつのログです。 書店用のポップ! どれかひとつの話でも、あなたの味方になってくれますように! 作品にもよるかもだけど、いまもこういう気持ちで描いてるな〜と思います。

ネーム:なつかしい明日のはなしたち

オムニバスシリーズの最終話。 『君、喜び多く、幸深からんことを。』から4〜5年後のはなしです。 着地点を決める前に勢いではじまった連載だったので、坂井さんは医者になり喜多さんは美容師になっているということは決まっていたけど、その頃のふたりをエピソードとして描く予定はなかったのでした。 なかったのでしたが、考えれば考えるほど着地点がそこしかねえんだよな…っていう。 タイトルの方向性はぱっと決まったけど、言葉が決められなくてp0と扉と最終決定ので表記揺れしてますね。ぐらぐら…

ネーム:灰かぶりのかかと

め〜〜〜〜〜〜〜〜っちゃくちゃ大変だった。 ほんとに全然ネームができなくて… 百合ちゃん、わたしの漫画ではたぶん主人公にならないタイプでは…と思ったのでメモをあさってみましたら、もともとはただの読切として考えていた原型があり、浮気するのは百合ちゃんの方っぽかったです。はい。それならはい。 あいみつの方でも書きましたけど、このオムニバスはバリエーションというものに執着してたので、だからこそ粘って描けたキャラクターだと思います。 初稿

ネーム:あなたにあいみつ

「あいみつ」って会社勤め時代にめっちゃ聞いてた単語だったからすごく社会人にとって一般的な言葉だと思っていて、あいみつってなんですか…?って編集さんに言われてめちゃくちゃビックリしちゃった。 びっくりして友達に聞き回ってもみんな使わないと言うし…普通に使いますよって人はいまからでもわたしに言ってください。 ていうか相見積もり(複数社から見積もりとって比べるみたいなこと)自体は結構ふつうにみんなやってると思うけど、ダマで出させちゃダメだぞ。 最終稿初稿で構成fixしたので最終

ネーム:コペンハーゲン

商業デビュー作です。 単行本ではep.5ですが、本誌ではオムニバス連載の前に単発で掲載された読切。 ネームというものをまともに初めて描いたのもこれです。 掲載順だとコペンハーゲン→さようならプロミネンス、つまり人物のリレーの起点は実際はこの幸緒くんだったわけです。 たしかこのネームが、フィーヤンで描かせてもらえることになって一番最初にできていた記憶があります。 同人版さようならプロミネンスを描いた頃から、連なるオムニバスの構想はしていたのでもともと考えていたもの…ではないか

ネーム:ノット、ラヴ、ノット

このあたりから、この連載が実はわりと見切り発車であったことを実感した気がします。 「恋愛描写のある話で」というオーダーを受けていたのもあって、であらばBLGLも描かなきゃ…という謎の使命感にかられていました。 ところでGLと百合の違いってなに?!同じだと思ってるのでこうやって併記するときは書式を合わせてGLを採用しているけど、普段は百合って言ってるなあと思って… 初稿

ネーム:畢竟

描くべきことが強烈に決まってた回。 最初からほとんど迷いなく描いていました。 タイトルの「畢竟」、単純にこの単語を知らないと意味がわからないタイプのタイトルですが、知らないとわからないということ自体にも意味があるので大丈夫です。あと語感が好き。 なんなら単行本で一番くらいに気に入ってるタイトルです。 初稿

ネーム:さようならプロミネンス(商業版)

さようならプロミネンス、同タイトルの同人誌版があり、それが商業デビューのきっかけになりました。 初稿まさかのタイトルが違う。

ネーム:君、喜び多く、幸深からんことを。

単行本『グッド・バイ・プロミネンス』収録の『君、喜び多く、幸深からんことを。』のネームです。 👇こちらで読めますので読了後の閲覧がオススメ。 初稿

グッド・バイ・プロミネンス:予告カット

『グッド・バイ・プロミネンス』の連載予告カットです。 2018年11月発売のFEEL YOUNG12月号に載りました。 最初はシリーズ通してのタイトルがきまっていませんでしたので、新シリーズスタート!とだけ入れていただいています。 👇自分で予告掲載時の写真撮ってなかったので、当時の担当さんのツイートをば。 ▽モノクロ