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前斜角筋ほぐすとなぜ肩甲骨が寄せやすくなる?

予備情報

前斜角筋

付着部:第3〜6頚椎横突起前結節 ー 第1肋骨(時に第2肋骨にも)
支配:頸神経前枝5〜6
・第1肋骨付着部では前方から鎖骨下静脈、後方から鎖骨下動脈に挟まれる
・鎖骨下静脈のさらに前方に鎖骨下筋の付着部が位置する

考察課題

前斜角筋の伸張性を改善すると、肩甲骨内転の可動域・可動性が改善する場合が多い。これはなぜか?

考えられる理由

1 鎖骨の後方への動きの阻害

肩甲骨内転を行う際に鎖骨は水平外転(後方に移動)する必要がある。前斜角筋は鎖骨の後方に位置しているので、この筋の伸張性に異常があると鎖骨の水平外転を阻害する可能性がある

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