34.ヴァイキングシュート3号。
①イングランドを巡った争い。
今回はノルマンコンクェストの話。
まずは、ローマ時代。
ユリウスカエサルがガリアの地を征服した。ガリアにいた民族はケルト人。あの無印良品で流れているケルト音楽のケルト人。
彼らは北と西に圧迫されて逃亡した。
ローマ帝国がゲルマン人に圧迫されだすと、ガリアの地にはフランク王国が建てられた。カール大帝との対立に敗北したゲルマン人、アングロ族とサクソン族はイングランドに逃げて国を建てた。ケルトはどんどん逃げていく。
そしてノルマン人が侵入してくると、ゲルマン人は身を守るために7つの国を統一する。エグバートだ。
しかしノルマン人強い!!!!!!!!!!
孫のアルフレッドがおじいさんのエグバートよりもプライドが高く、戦いがうまかった。野蛮人ノルマン人を圧倒していく。
②クヌート王、現る。
デンマークの王、クヌートは父親スヴェンの跡を継いで北海統一に乗り出した。
クヌート「争いをなくすために、全てを蹂躙する。愛は死だ。」
クヌートの勢力はどんどん拡大していく。当時、イングランドを統治していたゲルマン人のエドワード懺悔王は母の実家、ノルマンディー公国へ逃げた。ノルマン人の国なのに。
そしてエドワードは言う。
勝手に遺言を残してしまった。本土にはまだゲルマンがいるのに。
日本から韓国に逃げた亡命政府が後継者を韓国の人間に指名したのと同じ。
③ノルマン征服
ゲルマン人、頑張りました。ハロルドと言う人物がノルマン人を追い出して王朝をたてた。
ここで問題。
エドワード懺悔王から後継者指名されていたノルマンディー公国のウィリアムが名乗り出た。
ウィリアム「わしが先代の王から遺言をいただいておる!どけ。」
ノルマンコンクェストだ。ノルマンディー公ウィリアムがイングランドを征服した。
イングランドではノルマン人のウィリアム1世が王座に。
貴族たちはいまだにゲルマン人。
イングランドでゲルマン人 VS ノルマン人がずっと続いていく。ノルマンの王の権力を制限しようとマグナカルタとかはこの関係が続いていくから。
もう一つ問題。
ノルマンディー公国は誰のものか?
イングランド「ウィリアムはノルマンディー公国出身。だから我々の物。」
フランス王国「ノルマンディーはフランスの一部。だから我々のもの。」
領土問題が発生したとさ。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?