28.ゲルマン人の大移動
①東からの遊牧民
漢の時代。北方の匈奴を追い出すと、姿を消す。そして西側に姿を表した。名前を変えて。
その名もフン人。
フン人はゲルマン人を圧迫した。ゲルマン人はローマ帝国へ押し寄せてきた。
父親がガリア総督だったタキトゥスはゲルマンの生態を調べ尽くして本にした。書籍「ゲルマニア」には以下のことが書いてある。
②ゲルマン人に困ったローマ帝国
ローマ帝国のテオドシウス帝は圧迫してくるゲルマン人の対応を迫られていた。皇帝が出した解決策は・・・。
息子たちを呼んでローマ帝国を二つに分けた。
テオドシウス帝「アルカディウス!ローマを守れ!ゲルマン人は西側に追いやれ!」
テオドシウス帝「弟ホノリウス!ゲルマン人を追いやれ。まあ頑張れ。」
ゲルマンの侵入は止まらない。まず、西ゴート王国。
続いてヴァンダル王国。
さらにブルグンド王国。
アングロサクソン王国。
③ゲルマンを追ってきたフン人。
侵入してきたフン人を食い止めるため、ローマ帝国はゲルマンの力を借りた。カタラウヌムの戦いの始まりだ。
フンの王アッティラは苦戦をしいられ、敗走する。捕らえていたゲルマン人も逃してしまった。
捕まっていたゲルマン人は東ゴート族。東ローマに侵入するが、抵抗にあい西ローマへ侵入。
その頃西ローマ帝国では、傭兵のほぼ全てがゲルマン人になっていた。皇帝の親衛隊長もゲルマン人だった。傭兵隊長オドアケルはまだ幼かったローマ皇帝を廃位させ、西ローマ帝国を滅ぼした。
オドアケルの王国に東ゴート族が攻めてきた。
東ローマ帝国「東ゴート族よ。オドアケルを倒せ。さすればそなたらの土地を保障しよう。」
東ゴート王テオドリックはオドアケルに同盟を申し込み、アドアケルはそれに応じた。
酒の席でテオドリックは突然剣を抜きオドアケルを刺した。
テオドリック「なんだお前、骨もねえのか。」
こうして西ローマ帝国は滅んでしまった。
ローマ帝国は残り半分!
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