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2022年の振り返りと活動のまとめ

年末はこの一年を振り返る機会がたびたびありますね。

私は仕事の他にもプロボノ活動などもしているので、単純にリストアップするとたくさんのバラバラなことをしているように見えたりするのですが、ジャーナリングという方法で書き出していた時にふと出てきたキーワードから活動を置き直したら、これまでとは違った視点から捉えらることができました。

ジャーナリングは書く瞑想とも言われていますが、本当にお勧めです。

せっかくなので、自分自身の備忘録的にも2022年の活動をまとめてみました。ジャーナリングの気づきを図にしてみたのがこちらになります。

自分が仕事や活動を選ぶ時に何を基準にしているのかと、全活動の繋がりが可視化できました。

私にとっては仕事や活動のメインになっているのが、マインドフルネスコンパッション。表裏一体と言われる、この二つの実践とそれを広めることです。

今年はそこにリジェネレーションの哲学が加わって三位一体な感じがしていまして、この三つを包摂するのが私にとってのウィズダムなのだと気づきました。

マインドフルネスは認知・認識に、コンパッションは関係性に作用すると言われています。
そしてリジェネレーション(再生)は生命力を取り戻す動きをつけることと捉えています。それは循環にも繋がる方向づけでもあると思います。

マインドフルネスがいまここという『点』を整えるものであるならば、コンパッションは自分や他者や社会との関係といった『間』を整え、リジェネレーションは生命を軸に方向と動きを加えることから『過程』を整えるものといえるのではないかと思っていまして。
この三つが揃うことで、点と面と奥行きとでもいいましょうか…、人生や社会をより立体的・全体的に見ることができるようになり、自らの内や様々なところにある『叡智』に触れられるのではないかと思っています。

そして、それを実証してみたいという想いや、そのための実践と活動が私のパワーの源泉となるのだと気づきました。

この気づきは私にとっては非常に大きなもので、これまで興味深い仕事や、人の助けとなる仕事をしてきてはいても、どこか何かが違うと感じてあまり長くは続かなかった理由がクリアになったのです。
それは、この三つを純粋に追求できる仕事ではなかったからでした。いや、もしかしたら自分の在り方次第でできたものもあったかもしれませんが、私自身にその準備ができていなかったのです。

今はこの三つの概念や方法を伝えたり共に実践していく事業をしているWisdom2.0Japan、Mindful leadership Insutitute、Onegenerationをメインに働いているので違和感がないし、むしろやりたいことがたくさん出てきて時間が足りないとすら感じる日々です。
そんな仕事や活動に巡り会えたことは、とても幸運なことだと思います。

実際に関わっている法人や団体を紹介しますね。

Googleで開発されたSIY(サーチ・インサイド・ユアセルフ)というリーダーシップ開発プログラムなど、マインドフルネスやコンパッションをベースにしたセミナーやプログラムを企業や一般の方々へお届けしているMindful leadership Insutituteでは、バックオフィス業務全般を行っています。

ポール・ホーケン氏が提唱するドローダウンやリジェネレーションを日本で展開するOnegenerationでは、教育チームの一員として学校への授業や教育機関及び自治体にワークショップをお届けしています。

サンフランシスコからスタートしたマインドフルネスベースの国際カンファレンスWisdom2.0を日本で開催するWisdom2.0Japanでは、事務局マネージャーとして全体ロジスティクスなどバックオフィス業務全般から広報・企画まで運営全体に携わっています。


こういった概念や手法を広める事業だけではなく、より社会に対して具体的な活動をしているNPO・NGO団体にもプロボノや定額寄付者として今年から関わり始めました。月に数回と無理のない範囲でお手伝いしているので、疲労感が積み重なるようなことはなく、人生の活力となっています。

環境問題に関しては、森林や生物多様性の保護、緑化推進、日本の伝統や精神性を継承していく活動をしているNPO団体響で、植樹用の苗のお世話を始めとして、月に数日、必要な活動のお手伝いをしています。


人権などの問題や平和に向けた活動に関しては、過激派組織の人員に投降を呼びかけ社会復帰支援をしているNPO法人アクセプト・インターナショナルにて、アンバサダーとして定額寄付や活動を広めるといった支援を。
元子ども兵の社会復帰支援をしている認定NPO法人テラ・ルネッサンスでも定額寄付の支援をしています。


他にも単発のプロジェクトの仕事依頼があれば引き受けていますし。
個人の心理セッションも希望があれば実施しています。
それらは一定期間で終わりのあるものなので、他の活動との調整ができます。

こうしてみると年始めに「社会活動家」を名乗ると宣言した通り、1年かけて個人のウェルビーイングに関わる対人援助職から、社会全体のウェルビーイングに関わる社会活動へと転換をしてきた年でした。
そして自分にとって本当に大切にしたいものと巡り会うことができた幸運な年でもあり、世界に目を向け始めた年でもありました。

来年はこの動きをさらに推し進め、「視点は地球規模で、行動は小さく区切って積み重ねる」をモットーに、マインドフルネス・コンパッション・リジェネレーションの実践を総動員していきたいと思います。


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