リサイクル屋巡りパート3

良い時代も終焉を迎えます。ある時、いつものありがとう屋さんに行くと当時仕切っていた大沢さんにお話があると言われて、、もう成田さんには売れないんだよって。。えええ、、何事?社長からの命令らしく僕が買っていく商品を調べて自分たちで販売しろとの命令が降ったようでした。徐々に一般の方にもインターネットが普及してきて、ハーマンミラーと検索をすれば価格が直ぐにわかります。これでは流石に肘付き8,000円などでの販売は難しい。。そこに気がついた訳なんです。時を同じくして大体のリサイクル屋さんも気がつき自社でヤフオクに出品するようになりました。

この時はすでに資金も溜まり目黒の物件も決まり、幸いにも次のステージに行くことが決まっていたのでこれも運命かなあと心に受け止めました。

しかし、まだまだ付き合いのある丸の内をウロウロしている大物(笑)のお爺さんと私は仲が良く極上の話を振ってもらっていました。某企業の移転に伴う廃棄の話を直に受けて大物が下見に行きます。その場でハーマン何脚、応接がノルでこんな感じ。という電話がかかって来て、僕は即値踏をします。即断即決が基本です。正式な品番も状態もわからず買値を決めて伝えます。電話を切って数分後にOKかそうでないかの連絡が来ます。話がまとまると運送屋の手配です。荷出しの日にちが決まったらその日に物量に合わせてトラックを向かわせます。4t車を4台とかのレヴェルです。元々運送会社にいたおかげで荷物の量でトラックの必要台数がなんとなくわかるのは幸いでした。荷出しの日は倉庫でトラックの到着を待ちました。到着して初めて椅子と対面です。およその状態よりお爺さんは厳しめに伝えてくれるので、いつも予想より良い状態で対面できました。年末にエッグチェアが出た時にはびっくり!ロマンチェアが出ますよ???ロマンチェア??まあなんか良さそうだから50,000円だし買うかと。そしたら箱付きの新品がですよ。到着したんですよ。アーロンやアルミナムも出てくる単位が半端ない数でした。もちろん付き合いもあるので振られた話は全てのっかていました。お爺さんは僕の買うものを理解しているのでハズレは一度もありませんでした。元気してるかな?

そんな感じで目黒のローレイダースタートに繋がります。

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