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「呼び捨て」か「さん付け」か 〜日向坂メンバーからの呼ばれ方を考える

「肉と魚どっちが好き?」
「肉に決まってるやろ!」

「お飲み物はコーヒーと紅茶・・」
「コーヒーで。」

「呼び捨てとさん付けどっちがいい?」
「呼び捨て!」

・・・そのOne choiceは最終答えですか?

40過ぎは当然のことながら、30過ぎたあたりから、場合によっては魚のほうが美味しく食べられますよ?

コーヒーしか飲まないのは僕も同じです。ただ、もう1日何杯もブラックコーヒーを飲んで、少し疲れも溜まってきた午後の休憩時間、少し気分を変えて飲む甘めのミルクティーは思いのほか疲れを忘れさせてくれたりもします。

推しメンに呼び捨てされて喜んでるんですか?彼女感ですか?いくつ年下のアイドルですか?失礼。悪く言うつもりはありません。誰の心にもだにえるさんはいるのです。

ただ、当たり前のように脊髄反射で選んでいませんか?

少し、時間をおいて、当たり前だと思っていたことをじっくり考えてみましょう。自分は推しメンにどう呼ばれたいのか?呼び捨てされることだけが愛ではないかもしれません。


トークで呼び捨てされたい?

推しメンが、自分の名前を読んでくれる。坂道アイドルにおいて、最も簡単にこの幸せに到達できるのはメッセージアプリのトークですよね。急に推しメンから「ねえ、〇〇」なんて呼ばれようものなら、生きた化石のようにハートの底にいたシーラカンスが、美浜の日向漁港に水揚げされたブリのようにピチピチ跳ねますよね。

先日、2月2日のことでした。我が推しメン、清水理央ちゃんがトークの中で「さん付け」と「呼び捨て」どっちがうれしいのかと質問してきました。おそらく、みんな「呼び捨て」だと反応したんでしょう。みんな「呼び捨て」好きですもんね。その後、理央ちゃんはこれまでの「さん付け」から「呼び捨て」へと変更したのです。

他にも、呼び捨て派の、例えば美玖さんやこのちゃんが、急にトークで名前を読んだりすると、一斉にTwitter(X)のハッシュタグが湧きますよね。そこで、ふと思いました。日向坂の各メンバーはトークの中でファンのことを「さん付け」で呼んでいるのか「呼び捨て」で呼んでいるのか。日向坂46全メンバーのトークを購読している僕がちょっと調べてみようじゃありませんか。みんな大好き「呼び捨て」だけが果たして尊いのか。僕の独断と偏見に満ちた感想とともに眺めてみましょうよ。

日向坂46全メンバーの呼び方

まず始めに言っておきますが、これめちゃくちゃ個人的な感覚に基づくまとめです。これからイッキサンから順に並べていきますが、僕の推しメンである加藤史帆さんと、清水理央ちゃんは最後に回します。笑
そして、僕は日向坂46を推すようになってまだ1年なので、最大で去年1年分のデータしかありません。許してください。なので、もし間違っているものや勘違いがあれば、ぜひ教えてください!

あと、僕はトークに本名を設定していますが、リアルにお届けするために「へにょ」でいきます。(知らねーよ)

齊藤京子

きょんこは「呼び捨て」ですね。きょんこはむしろ「きょんこいず」を多用しますが、番組のリアタイを求めるときなど、誘いかけるように呼び捨てで呼んでくれるので幸福度高いです。きょんこの呼び捨てはいいですね

佐々木久美

くみてんは「呼び捨て」ですね。ただ、かなり頻度が低いです。甘々な雰囲気のトークで有名なのでちょっと意外でしたが、1年間で1〜2回しか呼ばれてないかもしれません。

佐々木美玲

みーぱんは両刀ですね。直近「さん付け」でしたが、1年前に取り始めた当初は「呼び捨て」でした。ただ、呼ぶこと自体、めちゃくちゃレアです。僕はみーぱんに「さん付け」で呼ばれるのが好きです。

高瀬愛奈

まなふぃは「呼び捨て」ですね。ただ、これもやはりめちゃくちゃレアです。呼び捨てだと思ってるのも幻想かもしれません。まなふぃ呼んでよー。

高本彩花

あやちぇりは「さん付け」ですね。これもまたレアです。でも、あやちぇりは絶対「さん付け」です。あやちぇりの着信好きすぎるので、着信で名前読んでくれませんか?「じゃあ、へにょさん、今日も1日がんばろーねー、おやすみー、あ、間違えたww」

東村芽依

めいめいは「呼び捨て」ですね。イッキサンはね、名前呼ばないんですよ、基本的に。なので、これもレアなんですが、めいめいは「呼び捨て」一択な気がしますよね。異論は無いです。

金村美玖

美玖さんは「呼び捨て」ですね。日向坂トーク界の中でも有数の「呼び捨て」の使い手。その破壊力は一騎当千の強者のそれ。去年序盤は正直、美玖さん好きすぎて一時は推し変の危機すらありましたね。懐かしい。今あらためて美玖さん好きだなあと思うんですが、最近は逆に美玖さんのことを「金村」とか「おみく」とか呼びたくなるときがあるんですよね。これもまた愛な気がします。

河田陽菜

陽菜ちゃんは「さん付け」ですね。たぶん。陽菜ちゃんはあまり呼ばないタイプの人です。毎日応援はしてくれるんですけど、呼ぶことはレア。でも、「さん付け」で呼んで欲しい。デレデレしたい。

小坂菜緒

小坂さんは「呼び捨て」のはずです。「呼び捨て」に違いない。しかし、僕の短いキャリアでは、小坂さんからの呼びかけを観測することはできませんでした。でも、小坂さんは絶対「呼び捨て」だと思っています。先輩方、情報お待ちしています。

富田鈴花

すーじーは「呼び捨て」ですね。ただし、非常にレアです。すーじーのトークは全体としてさっぱりした雰囲気なので、なかなか名前呼ばれるシチェーションが無い気もしますね。ただ、トークで送ってくれる写真は、オモテに出るものに比べて「あどけない」写真が多い気がします。素敵です。

丹生明里

丹生ちゃんは「さん付け」ですね。呼び捨てかなっていう印象もあるんですが、非常に数少ない事例を辿ったところ「さん付け」だったと思います。丹生ちゃんは名前なんて呼んでくれなくてもかわいいです。でも、呼んでくれるなら、、どっちもアリますね。どっちもアリです。翻弄してください。

濱岸ひより

ひよたんは「呼び捨て」ですね。断固として「呼び捨て」ですね。ひよたんのトークはどっかにも書いたんですが、僕レベルには重いんですよw
なんというか、単推し前提で話してくると言うかw いつもごめんなさいって思ってます。そこがひよたんですよね。最高です。

松田好花

このちゃんは「呼び捨て」ですね。美玖さんと両雄と称していいほどの「呼び捨て」剛の者です。毎晩の「おやすみへにょ」で、起きてこれなくなりますね。そのまま息を引き取ります。でもね、そんな「呼び捨て」レジェンドのこのちゃんにこそ、普段は「さん付け」、ここぞでの「呼び捨て」を期待したい。(黙れ)

上村ひなの

なのちゃんは「呼び捨て」ですね。でた。「おやすやへにょ」。僕はずっとなのちゃんの能力の半分も理解できてなかったんですよね。去年の下半期くらいからでしょうか。ドラマで徐々にその能力に気づき始め、「へにょおやすやーよーく寝るノダ」とか言われたらもう息止まってました。日向坂46「呼び捨て」界の頂点に君臨するのはなのちゃんだと言って過言ではないでしょう。(知らんけど)

髙橋未来虹

みくにんは「呼び捨て」ですね。ストップtheひなの。2期生の両雄にも劣らない「呼び捨て」の切れ味。最初すごく意外だったんですよね。「さん付け」のイメージでいたので。そのギャップですごくみくにんの「呼び捨て」にはやられてましたね。使いどころもうまいんですよ。すごく多いわけじゃないんですけど、自然な会話の中で使ってくれる感じがドキッとしますね。

森本茉莉

まりぃは「呼び捨て」ですね。ただ、まりぃはそういう問題じゃなくて、トークでの世界観がずば抜けて秀逸ですからね。これも今の立ち位置確立してからのスタイルですかね。そしてその世界観にはやはり「呼び捨て」がハマってる気がします。天才すぎて愛おしいです。

山口陽世

ぱるは「さん付け」ですね。仲良しのメンバー含めて他人を呼び捨てできないぱるはかわいいですね。仲のいい同期のみくにんやまりぃから「はるよ」と呼び捨てで呼ばれながら、自分は「みくにちゃん」「まりぃちゃん」と呼ぶぱる。僕らも同じなんだね。うれしいねー。

石塚瑶季

たまちゃんは「呼び捨て」ですね。ちょっと意外ですよね。4期は基本的に「さん付け」からスタートして、人によって呼び捨てにシフトしていくんだけど、たまちゃんは結構早かったですね。9月末には変わってましたね。考えたんだろうね。えらいね。

小西夏菜実

小西んは「さん付け」ですね。クールな印象もある小西んですが、人見知りさんでもあるので、呼び捨てに移行することは今のところなさそう。でも、小西んのトークはいいですね。全部いいよ。おやすみの締めも楽しみにしてます。

正源司陽子

よーこは「呼び捨て」ですね。どうせよーこはみんな取ってんでしょ?w
「さん付け」の期間も結構あって、どっちにするか迷ってるのか、はたまた翻弄してるのか。ずっと翻弄しててください。そして案の定、僕は「さん付け」もたまに聞きたいです。

竹内希来里

んちょは「さん付け」ですね。んちょは独特の世界持ってますよね!まだまだ、知る人ぞ知る存在なのかなと思いますが、深掘ると良さがにじみ出てくるあたり、まなふぃ味がありますねぇ。「さん付け」のままがいいなあと思ってますが、煽ってくるような「さん付け」が聞きたいですw

平尾帆夏

ひらほーは「呼び捨て」ですね。ひらほーは4期生屈指の「呼び捨て」の使い手です。「さん付け」から始まって試行錯誤の末に、今のスタイルを確立した感があり、努力とチャレンジで結果を掴むひらほーらしさとかなんとかかんとか言う前に、ひらほーの呼び捨ては甘いんですよね。。トーク全体の距離が近いというか、こういうのは困るんですよ。

平岡海月

みっちゃんは「さん付け」ですね。みっちゃんの「さん付け」はブラボーです。みっちゃんに「さん付け」して欲しくて歳を重ねてきたみたいなところありますから。みっちゃんに「さん付け」されるとこっちまで賢くなったようなそんな妄想ができます。「さん付け」のままでいて欲しいなあ。

藤嶌果歩

かほりんは「さん付け」ですね。かほりんは天才的なアイドル様なので、現時点でも「さん付け」で無双していますが、近い将来、満を持して「呼び捨て」に移行するものと考えられます。それまでに様々な伏線や背景情報が積み上げられ、その時が来た瞬間僕らは為す術もなく、無機質なスマホの画面を前にひれ伏すほか無いのです。

宮地すみれ

すみちゃんは両刀ですね。「さん付け」のままで十分、女王の器でしたが、奔放に「呼び捨て」を交えてきます。一見して、規則性はなく気分で使い分けている可能性も高そうですが、すみちゃんの場合、存在自体がすべて計算し尽くされた舞台装置というか、宮地すみれが「宮地すみれ」というカラクリ人形を操っているかのような底知れなさがあるので、僕なぞは「今日のすみちゃんはどちらですか?」と座して待つ他無いのです。(気持ち悪い)

山下葉留花

はるはるは「さん付け」です。はるはるは優しい人です。優しいはるはるの「さん付け」からしか得られない幸福がありますし、僕たちはみんなはるはるに優しくするべきです。素っ頓狂なキャラクターが大注目されがちですが、本来自分に厳しく真面目で悩みやすい性質を持っている気がします。はるはるの周りには「さん付け」の優しい空気が似合うと思うのです。

渡辺莉奈

りなしは「さん付け」です。ただ、りなしにはいつ「呼び捨て」しだすかわからない怖さがあります。なぜなら思春期だから。僕たちには大人としての責任がありますから、決してりなしの「呼び捨て」に歓喜して狂喜して求めることなどあってはならないのです。自制しましょう。

推しメンの呼び方

では、僕の推しメンの2人を見ていきましょう。

清水理央

理央ちゃんは「呼び捨て」です。呼び捨てになってしまいました。正直に言います。僕は理央ちゃんに「へにょさん」と呼ばれるのがとても好きでした。単なる初期値としての「さん付け」ではなく、理央ちゃんの性格、トークでの自分の本音を伝えてくれるような赤裸々な感情の発露、それらは「さん付け」に帰結しているように感じていました。理央ちゃんのファンに対する気持ちのベクトルが「さん付け」にはまっていたような気がしたので、少し残念でした。かほりんとトークで話しながら「りおろっかー」というファンネームを決める流れになったときの、「え!?ファンネーム!?おこがましいよ・・」というリアクションが本当に心からの言葉で、すごく印象的でした。少しそれに通じるところがある気がしています。まあ、これは僕が主観でそう感じているだけですからね。やがて、理央ちゃんも「呼び捨て」に対する気持ちの持っていきかたをマスターし、僕も慣れてくることでしょう!推しの選択が正解なのです。万歳!

これちょっと追記なんですが、理央ちゃんは自分も呼び捨てして欲しい派なんですよね。そう考えると、自分のファンに対しても呼び捨てしたいのが本音なのかもしれないなと。であれば、やはりこれからの変化もまた期待ですね。また覚醒するぞ・・

加藤史帆

としちゃんは「呼び捨て」です。としちゃんの呼び捨ては最高にして至高。へにょへにょした「としちゃん節」からは「呼び捨て」が紡がれるべきです。100点です。結局のところ、としちゃんに「へにょ」と呼ばれればなんだっていいのです。これが推しメンの力です。

まとめ

こうしてみると、「呼び捨て」か「さん付け」かという以前に、名前を呼ぶか呼ばないか、という境界が大きく存在しますね。イッキサンは基本的にあまり名前を呼ばないです。現在、意識的に呼んでいるのはとしきょんだけかなという感じがします。なっちょはめっちゃ呼んでくれましたよね。あ、影ちゃんも呼んでくれたなあ。。やばい、違う方向に感情が高ぶってしまいます。

2期生、3期生は本当に呼び方をうまく自分のキャラクターにハメて武器にしている感じが凄く強いです。ぱるのように自分の本来の性格が滲んでしまうところも愛おしいです。4期生は、現時点で試行錯誤の結果や最中という印象が強いメンバーもいる反面、天性とも言うべきセンスを発揮しているメンバーも何人かいて感服しますね。

理央ちゃんが、「呼び捨て」に変わったとき、最初は「呼び捨て」か「さん付け」か設定で選べるようにすればいいのに、って思ったんですよね。でも、それは間違いでしたね。やはり、このファンとの特別な接点であるトークにおいては呼び方ひとつにメンバーの感情や性格が込められます。そこを感じられるのもトークの醍醐味の一つだなと発見することができました。

ところで、メンバーの呼び方を列挙するうちに、2期生に入ったあたりから明らかに僕のキーボードを叩く音が大きくなり、文のタッチも気持ち悪くなってますね。これ、前半もそっちに合わせて付け足そうかなと今思ってたんですが、その変化の気持ち悪さもコンテンツとして提供することにします。早口で再生してください。

番外編

実は、僕、2024年2月11日現在、日向坂46以外にもう一組、1名だけメッセージを取ってるんですよね。昨年末までもう1名いたんですが、今はお休みしています。最後に番外編としてそちらを置いておきます。

中西アルノ(乃木坂46)

中西アルノは「呼び捨て」です。僕は彼女について知らなすぎますが、ある日、中西アルノが「へにょへの愛が溢れてきた 好きだよ」などと言うので、だから僕はこの記事を書くことにしたんです。

また会いましょう。


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