見出し画像

朝の気温は底にある

仕事が遅くなってようやく外に出ると、朝よりも寒いように思った。

べつに測ってはいないし、ネット上に載っている情報を確かめてもいないけれど、明らかに寒い気がした。マフラーを引っ張って、ぎゅうぎゅうにせざるを得なかった。密の中にいよう。

夕方「雪が降ってるよ」と聞いていたこともあるかもしれない。窓がないところにいたので、それを目にしていないのだが、帰る時の懸念が生まれていた。背後で守備をかためていた。

「朝よりも寒い」というのは、けっこうショックだ。わりと早い時間に外を歩いているので。朝の気温は底にあるのだと、僕は勝手に思い込んでいて。そこを裏切られると言葉を失ってしまうのだな。昼に最低気温になることだって、時にはあるだろうに。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?