エンジニアはなぜSES(客先常駐)を辞めてしまうのか

どうも、わどるでぃと申します。
最近無職になり時間が出来たので、久しぶりに文章を書いてみようと思って
以前から登録だけはしていたnoteでポエムを書く事にしました。

タイトルですがSESについてです、みんなが良くTwitterで話題にしている
大人気なアレです。
自分はTwitterをしてるのですが、SES会社で客先常駐していたエンジニアが
退職しちゃう事が多いイメージがあります。

まぁ私もその一人なんですが、自分の体験やフォロワーから聞いた情報を元に辞める理由について考えてみました。
辞めちゃう理由を簡単に分けると以下になると思います。

A:客先に不満


例)
・スキルがマッチしてない
・自分のやりたい技術領域の仕事が出来ない
・職場の人間関係が最悪
・自分の机がない
・インターネットが使えない
・職場で毎日怒鳴り声が響き渡る

B.自社に不満

例)
給料が少ない
・みなし残業で超過分を越えない限り残業代が出ない事に不満
 (給料が少ない)
・社内イベントの強要
・常駐先を変えて欲しい時に会社が全く動いてくれない
・普段自分の業務を見ていない謎の上司から基準が謎の評価をされる
・自社内の社員と常駐しているエンジニアとで給与テーブルが違う
 (給料が少ない)

ざっと不満要素を上げるとこんな感じでしょうか、因みに僕のTLを見る限りだと下記のパターンで辞める人が多いです(というかほぼこんな感じ)


1.自分のやりたい事が出来ない(客先不満
2.自社営業に別の現場に変えて欲しいと言う
3.なんやかんや理由つけられてダメって言われる(自社不満
4.客先と自社に絶望してこっそり転職活動を始める
5.次の会社見つけて退職する旨を伝える
6.思いとどまらせるための面談が組まれる(手遅れ
7.揉めまくって退職


給料の低さ等の自社への不満点は入社時に知ってるはずで
それがトリガーで辞める事は少ないはずなのですが、
自社が動いてくれない事で不信感をもつ → あまり気にしてなかった不満点も次第に嫌になってくる → 客先環境と自社に対して絶望する
みたいなに陥ってしまうのだと思います。

もうこうなったら大抵は誰にも相談せずに転職活動からの退職報告コンボをキメてくるので退職面談を開いても手遅れな状態ですね。
この段階で待遇をどうこう言われたとしても今更感しかないし、
保身のためか?と思われるだけです。
↑こうなります。


で、どうすれば会社を辞めるのを防げるのかも考えてみたんですが、
エンジニアの退職(転職)の兆候を掴むしかない気がします。

営業が現場の業務を100%理解してマッチしてるエンジニアをアサイン
するのはかなり厳しいと思ってるので、エンジニアの業務不満が起きるのは
ある程度仕方ないのかなと、
でも不満が出た後(3.以降)でエンジニアに対してフォローすれば会社に対して信頼を置いて貰うことは出来ると思うんですよね。
信頼関係がある相手であれば退職の相談もする(可能性が少しはある)でしょうし、だからこそ相談が出来るようメンバーと現場のリーダーや営業の間に信頼関係を作るのが重要だと思います。

ただ、リーダーや営業だけに任せっきりにするんじゃなく、
リーダーの上のグループリーダーや、その上のなんたら部長みたいな人達も巻き込んで会社全体で問題に当たらないと退職状況は好転しないと思うので、現場に丸投げしてるような企業だと今後も変わらないのではないでしょうか。。。

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