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「マーケの才能あるな」という人の特徴3選(向いてない人も)

文章で成果を出すサービス・ホギコトの日野成美です。

お花見わーい!いかがお過ごしでしょうか。

前回のnoteはこちら

前回もご案内しましたが、今回から平日不定期12時更新に頻度を改めます!

読むとクスッと笑えて、サッパリと仕事に向かえるnoteアカウントに。これからも精進して参ります。みなさまいつもありがとうございます!

さて今日は前回に引き続き、マーケティングへの才能・仕事の向き不向きについて。

おのれという人の性質はどう頑張っても変えるのに限界がある。向き不向きってどう判断すればいいの?


マーケティングの仕事に向いてる人ってこんなのだと思う!
向いてない人の特徴もあわせて解説します。

ホギコトのnoteはPRを含みます


向いてない人の特徴

まず「マーケの仕事には向いてないな…」という方の特徴をお伝えします。
マーケには向いてないけども経理や事務、財務や管理業務には向いてることも多い資質!

それはズバリ……

完璧主義!
100点満点主義!
プロセス重視!

もうね、たまにいらっしゃるんだけどね、「がんばればCVR100%できるはず」とか思ってる人ね。

無理だから!!
できるとしたら、詐欺だから!
(営業心理学を突き詰めると確度が高すぎて顧客の自由意志を奪うものは詐欺になるよ)

マーケティングはいびつな人の心理やニーズを転がしていく仕事です。
完璧な形態はない。水の流れのような、ゆがんだ勢いのあるものをどう扱うかで成果が出る・出ないが決まります。

出されたカードで勝負するしかない。
思い通りになるプロジェクトなんてない。



だから「完璧に、コントロール可能な状態に」と考える方は対応や時期を見誤ってせっかくのCVの芽をつぶしてしまったり、プロジェクトそのものを迷走させたりします。

また、チャレンジ精神ある者がカジュアルにABテストして成果をかっさらっていく世界。
「完璧なものを出せばマーケットが評価してくれる」
という考えは通用しません。

「でも、たった1%〜3%しかできてないと思うと心配で夜も眠れない。せめて30%とかはとりたい」

安心して!
マーケで1%は優等生の成績だから!学校の点数のつけ方忘れて!

完璧を求めず、流れに軽やかに乗れる人がマーケではうまくいきます。
自分や他人を追いつめすぎず、ぜひたおやかにマーケの仕事を泳いでいってください。

さて本題に入りましょう。
こんな人はマーケの仕事に向いてます!

売上やお金が好き

マーケに向いてる人の特徴その1、売上やお金が好き。

マーケティングとは結局、売上のためにユーザーニーズを充足させるアクション全般。
「お金稼ぎたくない」「お金は汚い」と思ってる人よりも「お金を稼いで仲間と豊かにすごしたい」と考える人のほうが成果を出す傾向にあります。


抵抗感なく1億とかの商材もリードとる!ホギコトはとった!


さらに「数字が好き」という人も成果を出しやすい傾向にありますね。
たとえCV1件でも、その1件に向き合って喜べる人はその後大成しやすくもあります。

「お金稼ぎたくない」「利益なんて汚い」「売上は重要じゃない」
と考えているマーケターや経営者がうまくいっている現場を見たことがありません。
そういう人はいざ見積もりとなっても過剰に安い金額を提示してしまい、常時赤字経営を強いられて苦しむものです。

一方で安定して成果を出してるマーケターは
「売上が会社をよくする」「利益はお客様からの感謝の証」「お金があると選択肢が広がる」
ということを腹落ちして理解しています。

だからこそ堂々と見積もりをだせる。

「あなたの出すお金で弊社サービスを使えるならおたがい幸せですよね?」
堂々としてるもんです、ほんとに。

想像力が豊か

よくある、NGなフィードバック。
「どうして収益が増えたんでしょう?」
「PVが増えたからですね!」

なんでPV増えたねん!
ふつう知りたいのそこやろ!


マーケティングは仮説検証の繰り返し。
仮説検証をしていく上で、必要になってくるのが想像力です。

相手の身になって考える想像力、まわりの状況に対して仮説を立てるチカラ。

たとえば先ほどの「PV増えたのなんでやねん」に関して、

「新学期や新年度で新しいことに取り組みたいという機運が高まり、スクールや資格関係を検索するユーザーが増えたのでは」
「先週メルマガを打ったところ開封率が高い、興味関心のあるユーザーが土日に再アクセスしたのかも」

など、考えられる可能性を仮説として立案できるマーケターが、精度の高い成功率を叩き出します。

実際に合ってるか合ってないかは!
ABテストした結果のCVにPV、数字が教えてくれる!


ぶっちゃけ、マーケティングで成果を出せるかは9割外部要因に左右されます。自社でなんとかできるかは1割未満。

成功にしろ失敗にしろ、1案件1案件を丁寧にふりかえり、自然と結果に対する仮説を導き出せるようになると一人前です。


ペルソナのニーズを想定するにあたり、ユーザーになりきる様子は「憑依」とも呼ばれます。

ホギコト日野も憑依型マーケター。「ペルソナが商材を使って『助かったー!』ってビジョンがみえるまで煮詰められたら売れる」とかふつうに言うくらいには憑依型です。

(分析担当の村山はタイプが異なり、事実を積み上げていく分析型。マーケターの種類については今後のnoteで!)


この世は多様性と最適化で成立しているもの。
あらゆるシチュエーションを脳内シミュレーションし、人の欲望に寄り添える想像力豊かな人が成果を出します。

事実だけではなく、その奥の行間ににじむ「隠された本音」「欲望」「情動」をどう仮説として立て、アプローチするか。
人の心を動かす仕事・マーケティングの醍醐味は想像力豊かな人ほど味わえるものです。

めげない人

柔軟性があり、めげない人はマーケターとしての素質に恵まれています。


たとえばなかなかCV化せず、「PVばかり多くても意味ない!」とクライアントや上司に怒られても「獲得できているPVを活かし、あたためていけばCVとれるのでは?」とキャンペーン施策を立案できたり。

SNSのフォロワーがなかなか増えなくても「コメントやいいねはコンスタントについてる。まだ運用2ヶ月目だから焦る必要はない」と、即席の効果を求めず長期的目線で考えられたり。


そもそもマーケではCVR1%とれれば優等生。
99%はフラれるわけです。


どんな施策だって100%成果が出ることはありえない。試行錯誤をみんなでするのが成功の秘訣としか言えないのです。

そんな中、ミスや失敗にめげることなく1件1件のお問い合わせ・リードを大切にし、冷静に数字を読める人は大成します。


めげない!しょげない!
泣いちゃダメ!

100点満点を求めていたら、波に乗れない。
「まだ自信がない」
「完璧じゃない」
欠点ばかり見つめてチャンスを逃すよりも!

「やってみたら意外とうまくいくかもしれん」
軽やかにユーザーニーズへと想像力をめぐらせ、チャレンジする方が!

マーケはうまくいく。


失敗はだれでもあります。
失敗は成功の種です。

失敗案件をきちんと振り返り、要素を整理し、次の糧にするには
「まあ次もあるよね」
「ベストを尽くしてコレだから、仕方ない」
この軽やかなスタンスが大事。


「失敗は、次への材料にすぎない」


予算を立てて実施したキャンペーンがポシャっても、100万かけたリスティング広告で1件も問い合わせとれなくても。

その失敗は次にプロモーションするときのための材料になる。

成功でも失敗でも、1回1回の案件に対して真摯に向き合える人。
めげない心は、マーケターとして成長できる素晴らしい素質です。

まあめげる時もあるけどね!
いつもうまくいくわけじゃないからね!

相手を変えるのではなく、相手の隠してる本質的な欲求にアプローチするのがマーケティングの仕事だから。
他人をコントロールするのではなく、尊重できて、それに応じた施策を出せる余裕がある人は、強いと思うのです。

あなたの今後のお仕事も、応援してます。


お読みいただきありがとうございました!


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