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仕事は実践するものだ

仕事でなにが大事なんだろうと考えることが多いのですが、私の最初のキャリアの始まりはとある大きなアパレルのグループ会社から始まりました。

入社前は、とりあえず就職できてよかったーくらいのあまちゃんだった私も、入社後すぐに仕事の厳しさを感じました。

グループ会社というのは、実は新事業の立ち上げのためにM&Aした会社だったのですが、当時の私はそれがどういうことなのか全く理解していなかったのです。

研修合宿後に店舗に配属されたのですが、配属初日にあなたに教えることはないと、店長に言われ、一緒に働くアルバイトさんたちからもさんざん仕事ができないとこき下ろされる毎日。。。

今考えると当然なのですが、買われた会社の店長たちは親会社の息のかかった新卒社員に対して良いイメージを一ミリも持っていなかったのです。

当時は毎日苦しくて、毎晩泣きながら枕を濡らしてました。
その時に、ずっと繰り返し読んでいたのが研修合宿の時に渡された1冊の本でした。
仕事とは?店長とはなんなのか?商売というものはどいうものなのかが書かれていた本だったのですが、それがいまでも私の仕事観に深く刻まれているものになります。

前始末、スピードいろんなことが書いてあったのですが、タイトルに書いた、

仕事は実践するものだ

この言葉が自分の仕事観に強く影響を受けています。

仕事のプロは実践から理論を導くが、仕事のアマは理論から実践に移る。
状況を説明しても状況は良くならない。自分の責任の自覚が必要で、相手を常時優先する。自己中心はどこでも通用しない。
自分で動き、自分で考える。人が動いて「働く」になる。

仕事は机上の空論では何も進まないのです。
ただ、実践して、一つでも前に進むアクションをしないことには働くことにならないのです。
いつも身動きが取れなくなった時、このシンプルな言葉を一番最初に思い出して、次の一歩を踏み出しています。

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