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第7波をもろかぶり Part1

現在、自宅療養をしている。

今日、7月15日で、発症から7日目、陽性と診断されてからは4日目になる。
熱は36度台、たんの絡む咳あり。倦怠感や筋肉痛は治まった。
今は、味覚障害らしき症状が出てきている。

今まで、身バレを防ぐためにリアルタイムでの投稿はしていなかったのだけど、注意喚起の意味も込めて、時間経過とともに綴っていく。


DAY0

始まりは先週水曜日。7月6日。
7月7日が七夕だったこともあり、ちょっとした行事を行った。

今思えば、その時に、子どもも職員も密になったのだと思う。。。


DAY1

7月7日(木)
午後になってとあるクラスの子どもたちが立て続けに発熱。
保護者に連絡を入れて迎えに来てもらう。

この時、クラスターになる可能性があると気付いていれば、もっと対応が変わったと思うのだが、私を含め誰も思わなかった。

保護者のお迎えが来て、子どもの人数が減っていくと、クラスを移動し、最終的には1部屋に全学年が集まって過ごすことになる。
職員の体制もそうなるように組んでいる。

いたって普段通りに過ごした。

この日の私は最終の鍵閉め担当だった。
保護者がお迎えに来るまで子どもと過ごした。

最後から2番目のお迎えの子が、保護者が来ると体の不調を訴えた。
でも、その日は普段よりも30分以上お迎えが遅れていたので、疲れと空腹かもしれないということになった。
保護者も仕事が長引いてお疲れの様子だった。
クラスで発熱、早退が相次いでいたことを念のため伝えた。

念のためだと思っていた、あの時は。。。

最後から2番目の子を無事に帰すと、相方の保育士が最後に帰る子の体温を測っていた。

聞けば39.3℃あると言う。

慌てて水分補給をさせ、保冷剤を体にあてがう。

そういえば、クラスを合同になったときから何となく元気がなかったかも。

時計を見るとお迎え予定時刻まであと少し。
おそらくこちらへ向かっている最中だろう。
電話連絡をせず、待つことにする。

いつも通りの時間に園にやってきた保護者は我が子の異変にすぐに気づいた。
経緯を説明し、体温を伝えると今から受診すると言って帰って行った。

園全体の戸締りを確認し、所定の業務を終えて帰宅すると、新型コロナ感染症発症のお知らせが園から届いた。
発熱が相次いでいたクラスで、複数人の陽性が判明し、クラス閉鎖になるという内容だった。

明日から少し寂しくなるな。。。
園で一番にぎやかなクラスの子どもたちのことを思いながら一日が終わった。

DAY2

7月8日
この日は金曜日。

「ついに出ちゃったね」みたいな会話が職員同士でささやかれていた。

でも、大人はマスクしていたし、子どもとともに飲食はしていないから大丈夫だと思っていた。

本当に今思えばなのだけど、この時ももっと対策をしておけば、今の状況にはならなかったと思う。

窓も開いている、換気扇もついている休憩室で向かい合わない配置で合同で昼食を取っていた。
この部屋は、比較的大きいし、倉庫にしているロフトもついているため天井も普通の部屋よりも高い。
少しずつずれるようにはしているが、保育園の活動上、時間はどうしてもかぶってしまうのだ。

自治体の基準でも「喚起のされている部屋での飲食は濃厚接触にならない」ということなので、基準はクリアしている。
食事時間も長くないし、もちろんアルコールも入らない。
会食よりは全然リスクが低いのだけど、それでも私たちは感染した。

夕方、職員1名が体調不良を訴え早退。
園にストックしてあった抗原検査で陽性が判明する。

閉鎖になったクラスの隣のクラスの先生だった。
閉鎖になったクラスと手洗い場、トイレを共有しているクラスだ。
子どもの発熱も数人出ていた。(のちに陽性と判明する)

昨日、最後から2番目に帰った子も陽性だと判明。

ここにきて、ようやく、「クラスを合同にするのはよくない」という思考に至り、この日は陽性になった先生のクラスを最後まで合同にせず、過ごした。

これで防げたと思っていた。。。


DAY3

7月9日
土曜日

朝5時、トイレに起きると喉が少し痛かった。
体温36.3℃、他異常なし。
出勤担当ではないので、もう一度寝る。

朝8時、やはり喉の痛みは消えていないが、普段なら「のど飴なめておけばいいかな」というレベル。
今まで、喉が痛いだけで受診したことはない。熱もないし平日であれば出勤していただろう。

ただ、現在の園の状況と、土曜日の午後の診察がないこと、翌日は日曜日で休診であることを考え、受診を決意する。

この時は、きっと陰性で「検査したけど陰性だったので出勤しました」と言いながら出勤する姿をイメージしていた。

近くのクリニックに電話し、自分の体の状況、職場の状況を伝え、検査してほしい旨を伝える。
今から来て良いとのことだったので、歩いて行く。

上司とクラスの相方にも喉が痛いこと、念のため検査を受けることを伝える。
クラスの相方は、今日休みのつもりだったが、土曜の出勤者が発熱したため、急遽出勤すると言う。

朝9時、クリニックでPCR検査。
クリニックの外にあるインターホンを押すと、隣のテントに案内される。

ふーん、Colemanの内側アルミタイプかぁ。
里山整備の時使ってるやつよりも一回り大きいなぁ。

体の調子もそんなに悪くないので、じろじろとテントの中を観察する。

サイドにも布が張られ、内側が暗くなるので、マキタのワークライトが2台くっつけられていた。
なるほど~。

誰がこの組み合わせを思いついたのかな。
院長、アウトドアもやるんだろうか。

完全にプライベートな視点で楽しんでいた。

検査は鼻に長い綿棒を入れてグリグリするやつ。
コロナ禍になって2年以上経つが、初めて経験した。

明日の朝9時に結果が出るので電話すると言われ、漢方薬の麻黄湯、鎮痛解熱剤のカロナールが処方されて、約3000円。
車を持たない身としては、院内処方はちょっと楽だ。

あとは家でダラダラと過ごした。



長くなってきたので、続きはまた次回。

ひとつ言えるのは、第7波はしずかーに、でも確実にあっという間に感染を広げる。
職員は昼食・水分補給時以外はマスク着用だったので、おそらくエアロゾル感染だろうと思われる。


みなさんもくれぐれもお気を付けください。





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