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第7波をもろかぶり Part2

現在、自宅療養中。

7月17日で、発症から9日目、陽性と診断されてからは6日目。
熱は36度台、たんの絡む咳少々あり。
倦怠感や筋肉痛はあったけど治まった。
味覚障害らしき症状もあったけれど、弱まってきているように感じる。

もうほとんど症状はないけれど、ウイルスは排出されているので自宅にこもっている。

感染前からPCR検査までを綴ったPart1はこちら

DAY4

7月10日
日曜日

朝8時半、昨日PCR検査をした病院からの電話で目が覚める。

「もしもし、○○クリニックです。
検査結果ですが、インセイでした」

頭の中でインセイを変換する。

陰性

ヨウセイ(陽性)ではない

ということは、コロナではないのか。

想定外の陰性だった。

インフルエンザだと発症後24時間経っていないと検査では検出されない。

そういうことはないのですか?と医師に確認すると、PCR検査は微量なウイルス量でも検出されると言う。

他に話すこともないので、お礼を言って電話を切る。

金曜日の時点で、保育園に陽性者が出ているからという理由で週末の予定はすべてキャンセルしてしまっていた。

検査するとも思ってなかったし、ましてや陰性が出るとも思っていなかった。

なんだ、堂々と遊びに行けるではないか!
気分は無敵だった(笑)

検査までして陰性だったわけだし、夏バテだろう、ということで、たまった家事をこなしたり、最近入りなおした保険の書類などを片付けて過ごした。

上司を含め、関係各所へ陰性の報告をすると、クラスの相方が夜中に発熱し検査を受ける予定だと言う。
前日に様子を聞かれて、ちょっと喉が痛いだけと言うと、「元気じゃない」と笑われた間柄だったのに。

午後から近くのスーパーへ。
牛乳とパンを買って帰ってきたら、ものすごく疲れてしまった。

月曜日から通常の生活に備えておかずの作り置きを何品か作った。


DAY5

7月11日
月曜日

起床時の体温 36.3℃
出勤時の体温 36.7℃

出勤してみると土日の間に3分の1くらいの子が陽性になっており、
ほとんどの子が濃厚接触者に認定されていた。
職員も半数近くが陽性だとのこと。

電話が鳴って取ると、濃厚接触者と認定されたが今朝発熱したので今から受診するという内容。
保護者が陽性になったので子どもは元気だけど休みます、という電話もあった。

登園可能な子が少ない上に、可能でも登園できない子がたくさん。
兄弟が濃厚接触者になったので休みますという子もいて、普段の土曜日よりも少ない人数で1日が始まった。

子どもの昼食が済み、お昼寝が始まって、別室で順に昼食を取ることに。

あれ?と思ったのは昼食を目の前にしたときだった。

全然食欲がわかない。。。

あれ、37.9℃ある?
早くに数字の出る予測体温計は時々高めに出すこともあるので、少し時間のかかる体温計に切り替える。

あるあるだと思うのだけど、保育園には様々なメーカーの様々なタイプの体温計がそろっている。

違う体温計で測っても37.9℃!

上司に報告をすると受診を指示され、帰ることになる。
その前に、抗原検査。
唾液を採取し検査液と混ぜて、キットに落とす。
結果は陰性だったが、結果を報告して、帰宅。

Cにだけ線が出た → 陰性

土曜日のPCR検査は陰性だったこと、園でアデノウイルスが出ていることを踏まえて、アデノウイルスか溶連菌かRSウイルスでは?という仮説を自分で立てた。

クリニックに発熱した旨とアデノウイルス等も疑っているので検査してほしいと電話する。
小児科がないので検査キットがないと言われ、少し遠くの小児科もあるクリニックを案内される。

小児科クリニックに電話すると、アデノウイルス等の検査キットはあるが当院はPCR検査ではなく抗原検査しか実施していないと言われる。

抗原検査では陰性出てるし、もう一度PCR検査をして、陰性さえ確認できればまた出勤できるし、と考えて、最初のクリニックで再検査してもらうことに。

この日はとても暑い日で、正直、小児科のあるクリニックまで歩いて行くのもしんどかった。

気合を入れて、クリニックを受診。
再度、アウトドアチックな臨時診察室で検体を取った。
再診で料金は2600円ほど。漢方薬の追加も処方してもらった。

その後は、とても疲れて、ほとんど寝ていた。
時々起きてトイレへ行き、スポーツドリンクを飲む。

それしかできなかった。

今考えてもこの時が一番ヤマだった。


DAY6

7月12日
火曜日

朝8:30までよく寝た。

アラームを切って寝たはずなのに、なぜスマホが鳴るのか分からなかった。

液晶を見て、電話であることを認識。
あ、クリニックからか。

「もしもし、○○クリニックです。
検査結果ですが、やっぱりヨウセイでした」

やっぱりという副詞が思考を邪魔する。

先日も検査したけどやっぱり陰性でした。
昨日発熱していたのでやっぱり陽性でした。

どっちだ??

ヨウセイを頭の中で陽性に変換して、
あ、陽性か、とようやく理解した。

「保健センターから連絡がいくと思いますので、指示に従ってください」

・・・陽性だった。


関係各所に連絡を入れる。

しばらくすると保健センターからSMSが届いた。
厚生労働省のHER-SYS(ハーシス)への登録を案内するものだった。少し元気だったので番号を打ち込んで登録する。

ちょっと面倒だったのはスマホにSMSが届いたのに、私のスマホ(chromeアプリ)は「安全ではないサイトです」と言って、表示をしてくれず。
しかたないので、URLを転送してPCで登録作業をする。

療養証明書がデジタルで表示されたのでスクリーンショットをFPさんへ転送。
実は、昨年FPさんに頼んで保険の見直しをしていて、コロナに罹ったら保険金が出ると聞いていたのだ。

1つ作業をしては数時間寝て、ちょっと食べ物を食べ、メッセージの返事をしているうちに、保健センターから着信が入る。

現在の症状や最初に異変のあった日、検査結果などを聞かれた。
 →7月9日から喉が痛かったことから9日が発症日となった
 →発症日から10日が療養期間。最後の3日間を解熱剤なしで平熱で過ごせれば療養解除
 →保健センターからの電話は基本的にはこれが最後。自分で療養解除してよい

その中で、自宅療養かホテル療養か、食料の配布は必要か聞かれる。

自宅療養を選び、5日分の食料を受け取る手続きをすることにした。

テレビでは東京の感染者数が何人だとか、○○県では3日連続過去最高を更新だとか言っていた。
あぁ、このうちの一人が自分で、このうちの何十人かが園のクラスターなんだなとぼんやり思っていた。

この日は始終37度台の発熱があり、喉が痛かった。

DAY7・8

7月13日(水)、14日(木)

昼夜の区別がなくなるほどではないが、日中もあまり起き上がれず。
なるべく夜にまとめて寝ようとしたが、夜は夜で悪夢を見るので、普段はつけない常夜灯を付けたまま寝ていた。

それでも、寝具の洗濯をしたり、粉末のスポーツドリンクを水に溶いたり、冷蔵庫の中の生鮮食料品がいたみ出す前に食べなくては、と雑炊を作ったりしていた。

あと、ジブリパークの内覧会の抽選にも申し込んだ。
サイトはたびたびエラーになってなかなか繋がらなかったけど、時間はたっぷりあったのでじっくり時間をかけて申し込むことができた。


14日になって、頼んでいた食料が来て、その中に入っていたイチゴゼリーを食べてみた。

福岡のいちごを新潟で加工したゼリーが届いた

ん?あんまり味がしないなぁ。
とはいえ、初めて食べるやつだしこんなものかな。

そういえば、雑炊に入れたトマトの味もよく分からなかったな。
古くなってきてたから?

いつも飲んでいる紅茶の味もちょっと薄い?

トウモロコシも味がしないけど、これはもともと形が悪くてお値打ち品のを買ったし、加熱してから何日も冷蔵庫で寝かしていたから??

これって、ウワサの味覚障害ってやつだなと確信したのは、
冷蔵庫のチーズかまぼこを食べた時。
しっかりと鼻には香りが抜けるのに、味がしない。

かわいらしパッケージにひかれて初購入

鼻と口って連動していないんだ!

当り前のよく分からない感動。
変な感覚の初体験。

え、もしかして、長引くのかな、嫌だな、と思っていたけれど、その後2日くらいで味覚障害はフェードアウトしていった。

5つ来たイチゴゼリー、3つ目を今日食べたが、味も香りもとても良く、美味しく頂いた。


DAY9

7月15日(金)

曜日と時間の感覚が分からなくなってきたのはこの頃だったと思う。
唯一外が見られるベランダは、外壁工事のための足場と幕に覆われて外があまり見えない。
そのうえ、この3日間ほどは雨が降ったりやんだりのすっきりしない空模様だった。

熱もさがったので、日中を布団で過ごさないようにし、夜にまとめて寝るようにする。

が、夜中にものすごく咳き込んで、起きる。熱は36℃台。
以前に別の病院で処方された薬を飲みながらHER‐SYSにその旨を入力する。

このHER-SYS、厚生労働省のサイトだけど、保健センターの方でも見られるようになっているらしい。
「入力されたものは必ずこちらでも目を通していますからね。気になる症状があるときには入力して下さい。あと、長時間入力のない時や、これを見て気になることがあったときはこちらから連絡しますから」と言われていた。

保育園の連絡帳アプリを記入する保護者ってこんな気持ちなんだろうか、なんて考えた。


DAY10

7月16日(土)

朝起きると、床の上に薬が散らかっていた。
薬が効いたようで、あのあとは熟睡することができた。

片付けながら、喉の痛みが消えていることに気づく。

本当ならば会う予定だった友人と連絡を取ったり、掃除や洗濯をしてぼんやり過ごす。
世間は3連休のようだが、関係なくなってしまったなぁ。


DAY11

7月17日(日)

ここまでくると、もう休みが残り少ないことが気になる。
7月19日(火)までが療養期間で、20日から出勤予定だ。

こんなにも長く休みが取れるのは次はいつだろう。

私の場合、休みがあっても出かけることも多いので、自宅にこんなに長くいることはもうないんだろうなと思う。

日用品を何個かメルカリに出品したり、いつか片付けようと思っていた古い書類などを片付けて過ごす。
クローゼットの中の片付けもしたいなぁ。。。






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