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【漫画紹介】「東京トイボックス 0巻」

「東京トイボックス」全2巻
「大東京トイボックス」全10巻(※上記の続き)
上記本編作品の前日譚となる0巻を、今回敢えて、ピックアップさせていただきました。

本編は、一言で言えば、ゲーム業界を舞台としたゲームを作る人達のお話。今回、なぜ0巻をピックアップしたかと言うと、社会人が繰り広げる〝モノ作り〟の純粋さを詰め込んだこの一冊に、心打たれたからです。

面白いモノを、ガムシャラに、寝食も惜しんで作る。0巻の中でゲーム作りに没頭する若かりし頃の本編の主人公達を見ていて、まるで学校に泊まり込んで文化祭の準備に夢中になる少年達のような青さと眩しさを感じました。多くの社会人が月曜日を憂う中で、作中の彼らには〝社畜〟などという陰鬱さは皆無でした。

しかし、純粋なモノ作りの精神だけでは、大人はやっていけません。ありとあらゆる葛藤や苦渋やしがらみに出くわします。そんな本編だったからこそ、純粋にゲームを作っていた主人公達の若かりし頃を描いた0巻が、尚更に輝いて見えたのかもしれません。

夢中になれるほど、やりがいのある仕事に就きたい。きっと多くの人がそう願いながら社会に出たことでしょう。そして、その志を思い出せなくなってしまった人も、少なくないのではないでしょうか。そんな人にこそ読んで欲しい一冊です。
※時系列としては最初のため、0巻から読んでも問題ないと、個人的には考えております。

【短編ミステリ 出版中】

読了時間目安:10~15分
価格:¥120

缶コーヒー感覚で買えて、隙間時間にサクっと読み終える、そんなコンセプトで書いた短編ミステリ小説です。よければ、お手にとっていただけると幸いです。

【あらすじ】
一人暮らしの女子大生を、遠隔カメラ越しに覗く主人公。突如 侵入してベッドの下に潜んだ強盗。彼女を救わねば。しかし盗撮がバレる訳にはいかない。一体どうやって彼女に危機を伝える?そして、消失する強盗…。
謎の真相を、彼はその身に降りかかる悲劇を以て知るのだった。

※note版もございます。同じ価格と内容です。











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