2024年度 世田谷区保活の予測について

世田谷区は「待機児童10人」と宣言しているのですが、
それにはカラクリがあり、実態とはかけ離れています。
(1歳と5歳それぞれ50人ずつ募集に、1歳100人応募がきても
募集100に対し応募100なので待機児童ゼロと言っているようなイメージ。)

現実として、まだまだ1歳・3歳の保活は激戦です。

特に1歳では、夫婦ともフルタイム勤務・育休中の105点では
応募園全てに落ちてしまう方がまだまだ沢山いるのが現状です。

次の2024年4月入園についても、1歳・3歳は変わらず激戦になると私は感じています。
それは、2023年8月現在、認可・認可外の0歳クラスが軒並み埋まっていることからも伺えます。

また、2024年4月は、ここ10年以上ではじめて「新規開園の園がゼロ」という年になります。
もともと定期募集がない園の多い3~5歳クラスは、二次選考(2月頭〆切、2月末結果発表)でやっと決まることが多く、一方で乳児(0~2歳)クラスは一次選考(11月〆切、1月末結果発表)がメインとなりますので、
新規の兄弟同時応募には、これまで以上に注意が必要になります。

世田谷区では、2023年4月入園選考の応募者数・募集数を公開していますが、その資料には以下のように書かれています。
https://www.city.setagaya.lg.jp/mokuji/kodomo/003/004/002/d00160199.html

【2023年4月入園1歳クラス入園選考結果】
※募集人数は一次選考のもの
●世田谷地域
募集:429枠
応募:687名
●北沢地域
募集:205枠
応募:399名
●玉川地域
募集:385枠
応募:628名
●砧地域
募集:265枠
応募:423名
●烏山地域
募集:246枠
応募:367名

すべての地域で、募集枠に対し、応募者数が大幅に上回っており、
105点およびそれ以下の点数ではなかなか厳しいことがわかります。

同点の場合は、わかりやすく言えば「世帯年収が低い家庭」優先となります。

「もしかしたら我が家は厳しいかも…」と感じたら、
・1歳クラスは認可外(定期利用保育含む)に通い、2歳4月で認可を狙う
・今年11月までに認可外に預けて復職し、点数を稼ぐ
といった対策が必要になります。

しかしその認可外も、この時期(8月)はほとんど枠が埋まりかけているので、もし加点を狙いたい場合は1日でも早めの行動を強くオススメします!

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