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入りやすい保育園、入りにくい保育園

保活相談でたびたび「入りやすい保育園はどこですか?」という質問をいただくのですが、全地域共通でいえるポイントをひとつお伝えします!

たとえば、A保育園とB保育園があったとします。※架空の園です
それぞれのクラス別定員(=在籍人数とします)は以下の通りです。


クラス別定員イメージ

この2園で迷っていたら、以下のように考える方も多いと思います。


第一子で1歳4月希望の方ですと、つい1歳クラスの定員数に目が行ってしまうと思います。

しかし、2歳クラス以上の枠が、実はとても重要なのです。

実際にどのくらい下の子が産まれるかは、なかなか情報を得ることが難しいですが、これまで私が10年間保活・保活支援をしてきた経験上ですと、
ベビーラッシュの園・学年で「クラス定員の20%」ほど下のお子さんが産まれることがありました。

ラッシュの時で20%くらいなので、ここでは15%で試算してみます。

こうなると、一見「15人も募集するなら、楽に入れそう」と思いがちなB保育園が、かなり厳しいことがわかるかと思います。

なお、A保育園の場合は在園児弟妹が0歳クラスでどれくらい入るかによって1歳クラスの保活難易度は変わってきます。
個人的には、在園児弟妹が同じ年に8人が産まれたら、過半数は1歳クラス入園を希望すると予想します。
兄弟ポイントがあり保活のハードルが低い場合、育休延長できる環境であれば延長を選択される方の方が多いです。

このように、保育園の入りやすさは「1歳クラスの募集数だけでは簡単に判断できない」というのが現状です。

ただし、個人的には「入りやすそうだから第一志望に書いておく」のはオススメしません。
本当に行きたい順に志願していただくのが一番です。
その理由は、また別途、図入りでご説明したいと思います!

長くなりましたが、お読みいただきどうもありがとうございました。
少しでもお役にたてたら幸いです。

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