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観光客が行かない留萌めぐり・後篇

北海道の日本海は冬の荒波により、太平洋とは違った奇岩・岩礁を見せてくれます。また、それらが夕日に染まると鮮やかな一枚の絵になります。

黄金岬

かつてニシンを満載した船が往来し、その姿は黄金(おうごん)をちりばめた「1起し千両」の浜に見えたことから「黄金岬」と呼ばれるようになりました。

水平線に沈む美しい夕陽が染めあげる岬の奇石は独特の景観を醸し出すお薦めのスポット。

       黄金岬に<若者たち>の楽譜が刻まれています  


黄金岬


若者たち・佐藤勝の碑


「若者たち」とは、ザ・ブロードサイド・フォーが1966年(昭和41年)に発表したシングル盤レコードです。




フジテレビ・俳優座の制作により放送されたテレビドラマ『若者たち』の主題歌として制作された曲です。発売当初は「若者たち -空にまた陽が昇るとき」と、副題が付されていました。

作詞藤田敏雄、作曲が佐藤勝。佐藤勝は留萌出身の作曲家です。 
  
留萌出身の音楽家には、宮川秦、森田公一、あがた森魚などがおります。


     <若者たち>の楽譜が刻まれています  

     きみのゆくみちは はてしなくとおい
       だのになぜ はをくいしばり
     きみはゆくのか そんなにしてまで

       碑面の楽譜の下段末尾に
     「生れたときのまま この海この音
      私は 留萌の語り草になりたい

      佐藤勝   1977年秋(9月)」

       と、直筆で刻まれています。


 石原慎太郎も留萌を書いた小説があります。

「観光客の行かない○○巡り」は、毎週月曜日に投稿します。



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