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たるまえざん(とまこまいし)
水彩画 横270×縦240 2023年6月制作

樽前山は、千歳市の支笏湖南側、苫小牧市の北西部にゆったりと裾野を広げ、頂上部に端正な溶岩ドームを持つ活火山です。

寛永7年(1667年)8月以降70回以上の噴火を繰り返し、明治7年2月の大噴火は、それまであった溶岩ドームを吹き飛ばす凄まじさだったということです。

山名はアイヌ語のタオルマイ(川岸の高いところ)からですが、原名はウフイヌプリ(燃える山)で、荒れ狂う山とアイヌ民族は表現していました。

明治42年の大噴火で新山が隆起して現在の溶岩ドームが形成されました。

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