Mリーグ観戦記の件をXにポストしたところ、ありがたいことにたくさんの反響をいただきました。
この仕事は私がどうしてもやりたかったもの。
だから、出来るだけこの場に注目していただきたいなと思って、事前にお知らせさせていただきました。
予想外の反響をいただいて身が引き締まる思いです。
いや。
それを通り越して、緊張感に押しつぶされそうになっています。
こんな気持ちになっているのは2020年の麻雀最強戦以来ですね。
私は、「麻雀」の熱や素晴らしさを伝え広めることを仕事にしたかったのですが、プロになるタイミングを何度か逸し、一般の愛好家の立場で麻雀に触れていました。
ただ、どうしてもその想いに見切りをつけることが出来ず、今までいろんなものにしがみついていました。
Mリーグの観戦記者という仕事は、そんな私の想いをぶつけるには願ってもないもの。
愛好家だけではなく、広く一般から注目を集めているこの舞台の熱狂を伝えることで、麻雀が持つ魅力を伝えられる。
こんなに素晴らしい仕事はないなと考えています。
そして、スポットという形ですがチャンスをいただけました。
それは私の力ではなく、「ご縁」のおかげ。
私のそういう思いを知ってくださり、導いてくださった方々のおかげです。
北海道の皆さん、そして全国に私とご縁を持ってくださっている方々へ。
まずは、この場を借りてお礼申し上げます。
本当にありがとうございます。
何とか形にして、この先に繋げていきたいと決意を新たにしています。
二十代の頃からの夢
私には夢があって。
前述の観戦記者の仕事もその一つなのですが、あと1つ。
私が過ごしてきた世界を本にしたい、ということ。
北海道には偉大な先輩方がいます。
何もない原野のような麻雀界に、私たちの居場所を作ってくださった方。
壁になって私たちを育ててくださった方。
私たちが輝く場を作ってくださった方。
陰に日向に、この世界をより良くしようと懸命に力を注いでくださった方がたくさんいらっしゃいます。
私は、そういう方々がどんなことを成してきたのか…北海道の「麻雀文化」を記録して、未来に繋がるものを書きたいのです。
未来は、過去と現在の延長線上にあります。
「温故知新」
という言葉があるように、私たちが住むこの世界がより良くなっていくためには、過去の出来事から学んで今を過ごすことが必要。
だから、過去や今を記録していくことが大切なんだと私は考えています。
ただ、業界団体が作る年表みたいなものは、一般の方はお読みにならないでしょう?
あまりにニッチ過ぎては「本」にできないので、興味深いものにするには「仕掛け」が必要ですが、それも自分の中では段々と形になってきました。
しかし、それとて先輩方のお力を借りなくてはならないので…結局はそれも「ご縁」なのかなと感じます。
もしも、私がものを書く分野でもう少し力を付けられたら…。
このテーマで1冊の本を作ることが、北海道の麻雀界への恩返しになるかなと思っているので、それを目標に進んでいきたいなと考えます。
ともあれ、まずは目の前の仕事。
Mリーグ観戦記がきっかけとなって、世界が広がっていくように。
それには、これをお読みいただいている皆様の応援が何より必要です。
背中を押していただけるように頑張ってまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
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