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掛川西高校❌東大生 進路ワークショップ

6月29日。掛川西高校に東大生6人が来校し、掛川西西高校パソコン部有志の8名と進路ワークショップを行いました。

このワークショップは教育に興味をもつ東大生6人(男女3人ずつ、文系、理系も3人ずつ)が主催してくれたものです。

掛川西高校の卒業生は一人もいないのですが、日本全国の高校(主に地方の公立高校)出身の東大生が集まってくれました!

大学生を駅に迎えにいき、まず向かった先はスーパー!・・・?

大学生が買った商品は

1 マシュマロ
2 パスタ

・・・さてこれがこのあと、どのような活躍をするのか?

さあ、学校に着いてパソコン部8名と合流。パソコン部は3年生2人、2年生2人、1年生4人。

・アイスブレーキング
・プレゼン(大学生活の話)
・トーク
・休憩
・ワーク
・トーク
・終わり

という2時間の内容。

アイスブレーキング

最初のアイスブレーキングは「モテる自己紹介!」。パソコン部の生徒8人に加え、大学生4人、そして教員3人が25秒で行いました。

大学生の楽しいトークから始まり、高校生は大丈夫か?と不安になる中、以外にも頑張ってトークする高校生たち!

トップバッターの3年生はかなりのモテ自己紹介トークでした!

本校教員も頑張って自己紹介モテトーク。

最初は緊張していた高校生にも笑顔が現れました。大学生が非常に上手にリードしてくれます。

プレゼン(大学生活の話)

次に大学生のプレゼン2発。

1発目は男子大学生の大学生活。大学で専攻している学びについて。そしてどのようなサークルに入り、どのようなアルバイトをしているのか。プレゼンを聞き、高校生も大学生の生活、そして東大生の生活が身近に感じられたと思います。

2発目は女子大学生の生活

留学した話、音楽活動に参加している話。男子学生とはまた違った充実した学生生活の様子がよく伝わってきました。

どちらも共通しているのは、東京、東大という場で非常に大きな刺激を受けているということ。そしてその環境を十分活用し、大きな学び、出会いを経験していること。そのバイタリティと経験は羨ましいほど輝いています。

・1度目のトーク

大学生と高校生が3つのグループになり、トークを行いました。

お菓子や飲み物ともに和やかなトーク。

高校生側からも徐々に積極的な質問がでます。

・ワーク

そして次にワーク。先程のグループごとにワークを行います。

テーマは「マシュマロチャレンジ!」

パスタを使って一番高い塔を作ります。条件は必ずマシュマロをつけること。

材料は、マシュマロ一つ。パスタ10本。そしてセロハンテープ。 

大学生、高校生融合の3チーム、そして教員チームの合計4チーム。

まずは土台を作るか、設計を先に考えるか、まずは作って試すか、いろいろなグループがあります。

教員グループもチャレンジ。意外と雑な設計でまずは作りながらマシュマロを設置。試行錯誤を繰り返します。

さて結果は?

高校生大学生グループ3つ。教員チーム1つ。

高校生大学生グループのうち、2つはマシュマロの塔は立ちませんでした。

そして塔がたった2つのうち、一番高かったのは・・・教員チーム!

その後、マシュマロチャレンジの解説動画をみんなで視聴

「マシュマロチャレンジ」とは、チーム論、組織論の実験です。

通常のチームは課題の確認を行い、誰が主導権を握るのか、主導権争いが起こります。

そして多くのチームは、計画と準備ばかりに時間を割いてしまいます。

多くのチームはマシュマロを最後に塔の最上部に置き、成功か失敗かに分かれるのです。

意外なことに一番成功率が高いのは幼稚園児。

ポイントは、計画に時間をさくよりも、マシュマロを乗せる回数を増やすことで試行錯誤をすること。

この楽しいワークから、
・計画に時間をかけるよりもまずやってみること
・チームを作るためには目的を共有すること
・役割分担やコミュニケーションの大切さ
を学ぶことができました。

それにしても大学生のリードの巧みさがすごい!ベテランの教員以上の働きです。

最後にもう一度トーク。

メンバーをシャッフルしてもう一度トーク。

時間を大幅にオーバーするくらいの大盛り上がりに。

この半日のワークショップで、大学生の生活、そして東大生の様子を非常に身近に感じることができたと思います。

私が一番感じた学びは、東大生のバイタリティの凄さ。このバイタリティが大学生活をより刺激的で学びの多い環境にしているのだろうと思いました。またこのバイタリティが東大合格という難関を突破させる原動力だったのかもしれません。

そして大学生になっても積極的に学び、そして自分がやりたいことの実践の場に足を運んでいます。

この大学生のチャレンジやマインドは、教員の私自身もとても素晴らしい刺激となりました。

大学生のみなさん、本当にありがとうございました!


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