ずっと憧れていた人と本当に個人的に二人きりで会って話した。
好きになったのが約16年前らしい。

と文字にしてみて「え！？」となった。
時はそんなに経っていたのか？
そして話を聞くと詳細に書くと個人情報が云々時代なので書かないが誰かが何処かで繋がっていて「人類皆兄弟」は割と兄弟ではなくても「人類皆誰かの知り合いの知り合い」はやっていることが関係なくありえる話なのだなと知る。

そして話を進めていくうちに私にとっての共通の知り合い同士よりも私個人が互いと二人だけで会っているらしく、しかし私はその二人と個人的に会ったことは一度もない状態で数時間ぶっ続けて話しているということがわかり

「え？私は個人的にさしで会っていて何なんだ？？」

とかなり意味が分からないとなった。

これは私だからうっかりやってしまえることな気がしてきた。

会いたい人がいて「今だ！」と思えば急に会ったこともないのに私はいきなり連絡をし、
何故か今まで会ってくれる人達がいた。

人間はそんなものかなと思っていたが、どうやら確実に違う。
長く生きてきたからわかる。

皆、私みたいに突拍子もない事はなかなか他人にしないのだと。

いきなりぶっ飛んだ職についたり、死にたいから意味わからないことをしようと同時に3人と付き合いだしたり（私は根が真面目過ぎるので申し訳ない気持ちになり即やはりお付き合いやめましょうと言い出したら全員泣いたごめんなさいというか私と付き合って泣いていないひとは多分一人もいない気がするので本当に申し訳ありませんでした今後の人生で真面目に生きることそのものを「謝罪」とさせて頂きます真面目に）、めちゃめちゃバイトかけもちしまくり、埼玉の僻地から池袋まで真夜中に徒歩で帰ろうとしたり（これあまりぶっとんでない）

その3人同時に云々の一人が上の「一生に一度」発言をしてきた人でそれは一瞬付き合った（私の中では付き合ったカウントになっていない私は今死にたいので正しい判断が出来ていないので気の迷いですからやめましょうお付き合いは！！！と即言ったので私の中ではカウントはされていない相手にとっては知らないが）

ここまで書いてきて実はろくでもない女なのでは感が出てきたが

私は真面目に真面目である。

純粋な感の見た目なのに平気でセフレが５人もいて同じ日に5人とセックスするとかも経験はないし
二股もない（※上に書いた一瞬だけがイレギュラーだが即やめたので股ってない！！っていうか股ってないってなんだよなにこの日本語）
パパ活も援助交際もない。
凄くないか？え、やばい偉くないか？
流されてセックスした記憶もないぞ。
寧ろ片想いしていた人間に

「もう忘れたいので一回だけ私と寝れますか？」

と、そこそこにぶっ飛んだ誘いを過去したくらいで
これ、別に人によってはぶっ飛んでないよな…
私にとっては浮気や不倫を継続してるとか
セフレがいるほうがぶっ飛んでいるのだが
世間はセフレが比較的いる人間の方が割と普通らしくて私は怖い。
性病どうすんだよ（そこかよ）

まあでもなんだかずるずるしているより
すごく爽やかに生きているなという感がある。
私は思い立ったら出会い、思い立ったら交わり、思い立ったらがっつり縁をぶった切る。

私の人生でやっていることもそのものがそんな風に思い立ったらいきなりはじめ
思い立ったらがっつりやめてきたのだろう。

だから私自身を生きるのもおもいたったらがっつり
「はいばいばーい！」とするのだろうか。
しそう。
でも笑って自分をやめそうな気がする。今そういう自分になりつつある。
終わる自分を感じながら笑っていそうだ。

だからどこにでも進めばいい。
思い立ったらやめればいい。
生きていかなければいけない決まりなんてない。

でも自分以外の人間のことは何をどうやっても
予想もたてられなければ予想外になってしまうので
どうしたもんだろうな

でもどうにもなんないわ
そういえば少し前に観たライブで
「両想いとかないから、互いに一方通行に想ってるだけだから」
というMCを聞いていたが
それは常々自分も考えていた事なので
まず会いたい人と会えて更にそこから話し合ってっていうのは
何気ないことではなく奇跡でしかないのだが
自分はその奇跡を割と自分でドカンと作ってきてしまったらしい。

何故相手が応えてくれるのかはわからないが
「こいつ勢いやばい真っ直ぐで無謀すぎる」と可笑しくなって
「じゃあなんか変な突拍子もない奴いるから一応会ってみるか」となるのかもしれない。

知らないけどな。

でも私はそれでよいのだ。
消えゆくのだから存在をあえてあなたに刻んでおくね？
としているのでしょうね。
完全に確信犯的であるが自分の生き様は誰かの中で証明していてほしい。
私は私の事をいつだって消えそうだと信用していないので
誰かの内側に「私」を残していくのだ

忘れさせてやらない、と
ずる賢くそうするのだ