見出し画像

帰りたい田舎と風力発電

お盆は田舎の事を考えてしまう。

例え、田舎に住んでいても。

私の畑の隣に進行中の風力発電建設

あまりにも畑に近いため影の影響や音の影響の心配を業者に
何度も何年も訴えている。

ただ何も変わらない

我々の知り得ない、建設場所を変えられない事情がきっとあるのだろう。

とても悲しいことだ。

反対派数名 VS 企業という構図にもなっているので、企業側の上層部は反対する数名を頑張って説得するようにとずっと言っているはずだ。

 私は既に田舎に帰っている身。
家も建ててしまって客観的に見ると田舎にどっぷりと浸かっている。

そう、逃げられない。
あと何年あるんだ住宅ローン!

自分の生活環境や仕事環境が今後風力発電建設でどう転んでいくのかはよくわからない。
いい方向に転ぶ可能性もゼロではないが、全ては建ってみないとわからない。

ただ建ってからだと何か起きても何もできない。

電話しても担当が辞めてたり、定年してたり、
下請けに回されたりするのがほとんどではなかろうか。

何と言うのか、そこ、近くにずっと建っているというだけで
あまりいい心地はしない。

つまり落ち着く田舎にならないのだ。

風力発電建設を進める業者の方々もきっとそれぞれ田舎があるのだろう。
それぞれの田舎が居心地の悪いものになり、自然と帰りたいと思える場所でなくなったらどう思うだろうか。

悲しい事である。

色々業界的に不祥事も起きているが、一般企業だし、
ノルマやらなんやらがあり、候補地探しも大変なのだろう。

ただ、押し付けられる側はたまったもんじゃない。

建てる業者の人達も帰りたい田舎や大切な田舎を持つ人達なら、
田舎を思うことのできる優しい心の持ち主なら、

建設される側の田舎の人たちの心情をもっと汲み取って欲しいものだ。

未来に残したい田舎って何だろうか。
人口も減少しているし数十年後はどの地方もどうなっているかわからない。

ただ、自分や子供、その先の子孫まで
落ち着くいい環境の田舎が維持できていればいいなと心から願う。






この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?