見出し画像

PBP(Paris Brest Paris) 2023 ② フランスへ出発


日程

いよいよフランスへ出発です。およそ以下の日程としていました。

8/17(木) 21時頃~ 羽田空港 第3ターミナル (T3)  荷物預けチェックイン
8/18(金) AF293便 00:05 羽田発 07:55 CDG着
    CDG空港→ホテル タクシー移動
8/19(土) 10時~ ドロップバッグ預け
    13時~ 記念撮影、前日受付
8/20(日) スタート 17:45~ H組
8/24(木) 〜11:45 ゴール(90時間リミット)
8/25(金) 終日フリー
8/26(土) 荷造り、ホテル→CDG空港 タクシー移動 19時頃〜荷物預けチェックイン
AF274便 22:00 CDG発 翌 8/27(日) 18:30 羽田着 

ほぼ10日間、日本不在となりますが 最低限これくらいの日程確保は欲しいところ。あと、出発まではあまり考えていませんでしたが、帰国して数日は疲労感と時差ボケでボロボロでした。

羽田空港まで

・輪行ハードケースを運ぶにあたり、マイカー前提。
・ここ何年か羽田空港を使ったことがなく、お盆休みに入ろうかという
 8/12(土)所要ついでに第3ターミナル周辺の駐車場を下見。
 駐車場 : https://tokyo-haneda.com/access/parking/index.html

・マイカーで行くことに多大なリスクを伴うことを知る。
 最寄りは第5駐車場になるのだが、夏休み帰省シーズンとあって羽田空港の駐車場は慢性的に満車気味。2時間以上の駐車待ちはザラで飛行機に間に合わず乗り遅れることも多いのだとか、、予約できる駐車スペースは台数わずかで30日前にネット予約解禁と同時に即埋まってしまうのだそうな。
 コロナ以前に多数あったと思われる近隣の民間駐車場も、ホームページをたどると国際線は対象外としていたり、休業で連絡つかず。
 絶句である、、、空港への宅配便や公共交通機関を利用するのが最善の安全策といえるが、出発当日ぎりぎりまで荷造りにかかる見込みのため宅配便は間に合わない。輪行ケースで電車移動したことがなく移動できるのか疑念もあり。往復タクシー料金と駐車場料金を勘案すると駐車場料金のほうが安上がり(約1万8千円)。帰りはお土産を渡しに立ち寄りたいところもあり、やはりマイカーの一択。
 当日は所要が終わり次第、早めに家を出るしかない。渋滞列で身動きがとれなくなって間に合わなかったら航空券はパーになるというギャンブル策に冷や汗。

空港駐車場の空き情報

 当日なんだかんだ所要が終わって出発できたのが 15:30。アクアライン渋滞を経て 18時に P5 到着。満車表示が出ているものの行列にはなっていない、、ぐるぐる探すこと20分ほど、空きスペースを発見し無事に駐車。時刻は 18:30 。

第5駐車場(P5)

 よし、出発移動における最大の難所をクリア! 胸をなでおろす。
 空港のカートを使っても移動が大変で、これは電車移動ムリ、とあらためて思ってしまった。

輪行ケースとスーツケース

AF293 パリ直行便

窓側の席をとって景色を存分に楽しみたいという年齢時期もあったが、国際線の長距離となるとやはりトイレに自由に行きたい、、いつしか通路側席を希望するように。
エールフランスに乗り込むとさっそくフランス語会話のリハビリを始める(もちろん日本語も通じますがここは敢えて)。
 飲み物: Champagne  s'il vou plaît.  Vin Blanc, Vin Rouge, Café, … 続く
 食べ物: Poulet saute ou Rascasse frite (Chicken or Fish?  鶏肉 か 魚か?)
もし周囲が日本人だったら「うわ、なんだこいつ?」白い目で見られそうなところ、フランス人に囲まれた席だったことも後押し。キャビンアテンダントも(この客は日本語なのかフランス語なのか)戸惑いなく Bon appétit! とか返事してくるので、ここからは気兼ねなく、、
パリ・ブレストも機内食にてお目見え。エールフランス、良き。

機内食
夜明け
イギリス上空を飛行中
パリ・ブレストとコーヒー

CDG空港 ~ 利用ホテル タクシー移動

  CDG空港からホテルまでのタクシーをBooking.com にてホテル予約とあわせて事前予約していた。飛行機の遅延があってもタクシー運転手に伝わるだろうし、ホテル名のメモ書きを用意する必要もない。
 飛行機はぼ定刻着。iPhone は国際ローミングを事前にネットで申し込んでいたので 着陸後に機内モードを解除すると「Orange F 4G」 を早速拾い、時刻も現地時間になった。

国際ローミング
CDG空港 定刻着

 飛行機は定刻着ながら、荷物受取までシャトル電車で乗り継ぐなど、広大な空港内の移動にかなり時間を要した。携帯電話に着信あり、タクシー運転手から「まだか?」の確認催促あり。「まだ荷物を受け取れてない。受け取ったら連絡するから待っててくれ。」と(ここは咄嗟に仏語が思い浮かばず)英語で返事しておく。
 スーツケースは出てきたが、バイクボックスが見当たらない。30分ほど待ってたら、別便の荷物がターンテーブルに回りだした。おかしいと思い、空港係の人にオーバーサイズ荷物はどこかと尋ねたら、出口付近を指さす。そこに置かれていた、、オーバーサイズの荷物は専用の出口から出てきます。エアタグ付けて位置を追跡できるようにしてる人もいました。
 同じ便で北海道から来られたご夫婦の方がいて宿は Best Western と近い。ミニバンなのでついでだから1台でまとめて行こうかと相談を持ち掛けてみたが、もう一人の方と待ち合わせしていてもうじきこちらに合流できそうとのこと。かれこれ1時間は待たされたと思われるタクシー運転手から再三の催促電話が。「もう一人の待ち合わせがあるなら別のタクシーを頼め、そんなのすぐ来るから。5番出口で待ってる。次の予約があるから早く空港から出てきて乗れ」と。

Terminal 2E 5番出口
荷物たち

 北海道から来られたご夫婦の健闘を祈り、一人ベンツのミニバンにてホテルへ向かう。
 後日、帰りタクシーを Uber で手配したらすぐに来た。運転手の言ってたことはまさにその通りだったし、空港のタクシーレーンにも時間料金がかかるシステムにも関わらす割り増し請求は一切なく、運転手には申し訳なかった。

Uber タクシー

 帰りホテルからCDG空港へは Booking.com ではなくて Uber でタクシー手配してみた(人生初)。
 ひと昔以上前のタクシーといえば、座席に乗り込んだあと空港ターミナルは国内線か国際線か( CDG 1 とか 2E とか)、出発口 (Soltie) か 到着口 (Arriver) かとか聞かれて口頭でやり取りし、下手すると金額もめた上で支払い後にレシート (Ticket) もらったものだが、スマホアプリの普及で一切そのような会話を必要とせず、支払いまでスマートに完結。旅に必要とされる語学の敷居はかなり下がっていて、仏語はおろか英語を話せなくても何とかなりそうな時代になってるのだなと実感。

 参考:
  行き 24,984円(約160ユーロ) Booking.com
  帰り 15,240円( 94.69ユーロ) Uber
  Uber のほうが 日本円にて 1万円ほど安かった、、、
  運転手目線でみても事前予約は遅れなどの待たされリスクがある、リスク込みの料金か。
  利用者と運転手の双方にメリットのある Uber に軍配か。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?