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北海道旅行記 Part3

2日目は、北大の苫小牧研究林まで。
ここは、2700ヘクタールもある
広大な場所なのですが、

一般の人は
3ヘクタールの敷地まで入る事ができるようで、
山道にあがっていくと、
白樺と雪がずっと果てしなく続く道で、
なんとも美しく、、
清々しく
昨日の都会の運転とは違って、
呼吸が深くなる瞬間。

美しい池があり、そこにはカモ達が。
一周まわって、先に進んでいくと
ミソサザイが川の縁で鳴いています。

小鳥たちの鳴き声があちこちから聴こえてきます。
散歩中の方にばったり出逢って、
お話しをしていると
毎日ここを散歩をして野鳥をみている方でした。

ここが近所だったら、毎日こんな場所を散歩して、
自然に親しみ、野鳥や植物から季節を感じて至福ですね。

北海道は、ここだけで見られる亜種が多いので
初めて見る野鳥もたくさんです。

鳴き声がする方を見ていたら
シマエナガが樹液をたよりに
に集まってきました。

エナガはそろそろ子育てシーズンに入るので、
巣材を加えている姿も見られました。
この時期は、
つがいで行動するので群れでいないのです。

そして、、

森の中に響きわたるドラミング。

周りは私達しかいないのですが
ドラミングが響く方向に向かうと
エゾオオアカゲラが。
どうやら求愛行動をしている個体もいたり、
よく見ると、
あちらこちらで見られるではないですか。

北海道のポテンシャルのすごさに感動しながら

また、ドラミングが。

楽が、わ!え!えー!ヤマゲラだよ。
と、ヤマゲラを見つけて感動、、、。
ヤマゲラは、本州では見られない野鳥の一つ。

図鑑でみていた野鳥が目の前に。

そして、森の奥から
鈴の音のような鳴き声がきこえてきて
よく見てみるとイスカの群れ。
真っ赤なオスも確認できました。

嬉しい。
本当に、、。
何かを買って満たされるのとは違う、
心の器が満たされる感覚。充実があるのです。

野鳥を観察するようになって
物も好きな私ですが、
随分と物欲が減りました。

満たされることは、
すでに在ることに気づいていくこと。

バードウォッチングを通して感じることが
たくさんあるんです。

帰り道、エゾリスが目の前に現れて
舗装されていない道は、氷のアートがたくさん。
これもいい。こっちのも素敵。

自然界が魅せる技に楽しませてもらいながら
名残惜しくもこの地を後にしました。

苫小牧研究林。季節を変えて
また、訪れたい場所です。

この後、苫小牧の公園やウトナイ湖に寄って
レンタカーを返すのですが、、
この後、自宅の鍵がない、ない事件があり
いろんな所に電話した結果、なぜか一度もbagから
取り出していないのにレンタカーの後部座席にあったという
謎の現象が起きたのでした。笑

Part4へ続く

#北大苫小牧研究林
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#野鳥観察
#春まではまだ少し遠いよう
#バードウォッチングのすすめ
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#ヤマゲラ
#忘れ物は突然に
#一度は行きたいあの場所

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