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奴隷思考の魔力


いまに満足した方がいいじゃん。
そんな記事を書いたのが2年以上前。

常に上を見たら、きりがない。
どんなに頑張っても、必ず上がいる。
必ず敗者になる場面がある。

夏の高校野球だって全国でやっているが、
数千校が出場しても、負けないで終わるのは
当然ながら全国制覇したたった1校だけだ。

敗北の味は知りすぎると有害だが、
知っておかないといつか火傷する。

そこから学び、今のありがたみを知る
ことができる。


「足るを知る」は奴隷思考なのか

自分が勝手に当たり前だと
思い込んでいることに必ず幸せや満足がある。
それに気がついていないことが多い。

だから世間の幸せの物差しから
一度ズームアウトしてみることは
本当に大切だと思う。
それをイチローから学んだ。

その一方で「足るを知る」の弊害
というのもあるらしい。

私達は普通の社会生活の中で
いつの間にか、
誰か、あるいは何らかのルール 
に支配されている。

そしてその支配が習慣化すると
奴隷人生になってしまう。
その考え方が奴隷思考というものだそうだ。

確かに自分が知らなくて
いいことは世の中にいっぱい
あるだろう。

以前付き合っていた彼女が、
自分とは全く話の合わない
知り合いと付き合い始めたり、
汗水垂らして働いた税金が
よくわからない無駄な 
公共事業に使われていたり。

自分は独身だから、
年収500万で十分だ。
そう思ったら、 
その世界の中で凝り固まってしまう
ものなのか。
年収が600万、700万、1000万と
上がっても幸福度の高まりは
年収800万円程度で
打ち止めになるというデータもある。

詳しくはこちらの本でも
とりあげられている。
学ぶことが多い。

奴隷思考は悪なのか

「やりくり」という
言葉がある。

家計の管理をする主婦のように、
与えられた金額のなかで収支を
コントロールする。
スーパーの特売日を狙う、
まとめ買いをする、
クーポンを使う、
できることはたくさんあって、
限られた条件のなかで
自分が選択できる合理的な
行動をとる。

これは凡人にとっては
重要なスキルだし、
社会に出たら発揮する場面は
多々あるように思う。

限られた条件や世界が
奴隷に与えられた世界ならば
きっとそうゆうことになるんだろう。

変な負け犬根性を持たずに、
淡々と「足るを知って」
行動していくことは決して
悪いことではい。

人生のやりくりが
できるひとは、きっと
幸せな人生を歩むことが
できるのではないだろうか。



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