仕事がツラい。
家族の人間関係がツラい。
何をやってもつまらない。

そんな閉塞感に合っている
サラリーマンはどこのどいつだーい。

私だよ（笑）。

昔、そんな素敵な芸人さんが
いましたね。お元気かしら。

中年になってくれば、
守る家族ができたり、
かけがえのない趣味ができたり。

忘年会に欠席すると言っただけで
不機嫌になる上司のもとで働いているような
サラリーマンだったりすると、
日頃の心理的なストレスは
計り知れないものがある。

なんの才能もなく、
人知れず目立たず、淡々と
仕事をこなし家族を築き
周囲から見れば平凡な幸せ。
それが正解な人もいる。
それが正解じゃない人もいる。

いろんなことを考える。

「生きる意味」はそもそもあるのか？

ここで生き生まれ死ぬしかない。
昔の代ゼミの現代文の授業を
思い出す。
20年以上前の話だ。

そのときはピンと来なかったけど、
最近腹落ちした。
ウクライナで生後10ヶ月の赤ちゃんが
亡くなったニュースがあった。

イエローモンキーのJAMの世界さ。
結局は自分でなんの意思も発揮できない、
大人の都合で奪われた命に
幸いにも恵まれて「生かされている」
大人はあまりにも無力だ。

「生きる意味なんかもともとないのだから、生きる意味が見つからないと苦悩する必要もないし、見つからないのは当然で、見つからないからといって自殺する必要はまったくない」

精神科医の樺沢先生のSNSの発信を
見て、本当にそう思った。

最後に人生の終わりを
悟るまで、「自分は何のために生きていたのか」その答え合わせはできない。

ちょっとした有名人なら、
周りの評価にも左右されるだろうから。

まぁここで生まれた以上、
目の前にある環境、資源に感謝しつつ
したたかに生きるだけじゃないかな。

たまに仕事も家庭を失って、
新宿駅のロータリーの端っこで
ダンボールにくるまっている
夢を見る。

いまのサラリーマンなら、
選択を間違えると、
そんなこともあり得るでしょ。

投資信託で儲かるコツは
とにかくお金を市場にさらけ続ける
ことらしい。

だったら自分なりに
自分を社会に晒し続けるしかない。

会社にぶら下がり続けるおじさんを
バカにする若者の記事を支持する人には
理解が難しいかもしれない。

あなたが生きているだけでいい。
それでいい。
ありのままで。

そんな当たり前だったはずのことが
言いづらい時代になった。

サラリーマンは
何のために生きるのか。

微々たる納税マシーンじゃないだろう。

自己満足でいいから、
これが生きる、生きた意味だった。
そう言えるように一緒に前を向いていこう。