大地に溶ける、という妄想
ここ最近、自分でも想像していなかった
大きな出来事(それもあまりポジティブではない話)が立て続けに起き
文章を書く気にもなれず
と言うより、思っている以上に心が静かに壊れていくのを
気づかないふりをしたくてもできなくて
毎日必死に生きている。
大事に作った砂のお城が
さらさらと静かに崩壊していく様が
頭の中で何度も再生していく。
心が疲れると
私は陽の光に溶かされてしまいたくなる。
強い陽の光に照らされて、溶かされた私は
やがて跡形もなくさらりとした液体となり
大地に深