ミッションは、自分に問うもの
こちら読みました。
本の中に、「一つひとつの針目に人柄が表れる」という言葉がありました。
手仕事である刺し子の模様は、一つとして同じ柄はなくて、その作品には針を刺した人のことが表れるようです。
同じように「人の言葉」も、その人柄を表すものだと思います。
この本の言葉たちは、「ちょうどいい」働き方・生き方を目指しながら歩む筆者・吉田真衣さん、大槌刺し子さん達の素直な言葉があふれているように感じました。
その中で印象に残った言葉を一つご紹介します。
ミッション達成を目指して頑張ることは大事だけれど、いつの間にか何かを犠牲にしてしまうこと。
犠牲にしてしまうということは、それだけ自分や周囲の状況を見つめられていない、ということだと思います。
ミッションだけが絶対的な光になってくれるのではないのだと思います。
だからこそ、ミッションは他者に振りかざすものではなく、「自分に問い、自分を振り返るためのもの」。
たぶん、「同じミッション達成に向かって歩める仲間がいること」、それはものすごいことです。
だとしたら、ミッションを振りかざして自分や周囲を犠牲にすることはもったいなくて、「自分に問う、振り返る」。
そして、自分も周囲も「ちょうどいい」歩みを進められたら最高です。
僕もそんな姿勢を大事にしたいと思います。
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