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余裕がある人への道とは?【許可を出すこと、開き直ること】

後ろで待っている人がいるのに同じ棚の前にいつまでも居続ける人。
幅の狭い道で横並びにのろのろ歩く人。
邪魔になっている人を見るとイライラしてしまいます。
心が狭いと思われてしまうかもしれません。
でも、「きっと自分も同じようなことをしてしまっている時はあるのだろうな」とも思います。

他者の鼻につく行動は、「自分自身に対して許せていないこと」だったりするものです。
だから、それを反転させて自分に許可を出す。
これって、「開き直り」と紙一重です。
邪魔になることを極度に自分に禁止していると、それは息が詰まるし、「迷惑かける時があってもいいんじゃない?」と許可を出すことで軽やかになれる時もあります。
でも、「これは許可を出しているだけだから」「自分のブロックを外しているだけだから」と、どんな時、どんなことでも「邪魔していい」で済ませてしまおうとすると、本当にただ迷惑な人になってしまいます。
「邪魔していい」と「邪魔してもいい」は全然違うことだな、と思います。

余裕がある人って、かっこいいですよね。
余裕は目に見えるところにも滲み出るものだと思います。
それはどこから滲み出るのか。
「心の中に複数の選択肢を持てること」が「余裕があることの表れ」に繋がっているのかな、と思います。
「邪魔してもいい」と思えること。
実際に邪魔してしまうことがあっていいと思います。
どんな選択をしようとも、まず「心の中にその選択肢を持てること」で余裕は生まれてくるのではないでしょうか。

とはいえ、この「心の中にその選択肢を持てること」のために、まず「邪魔になってみること」が必要だったりするのかな、とも思います。
「邪魔してもいい」と自分の中で思えたとしても、実際に邪魔したことがなければ、それは頭で考えられた虚像の暗示になってしまうのかもしれません。

心の中に選択肢を持つことと、実際に経験すること。
どちらの方が優れているわけでもありません。
どちらからはじめてもいいし、どちらともをやる必要もないし、どちらでもない道もあるはずです。
皆さんが思う「余裕がある人への道」はどんな道でしょうか。

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Rinfinity~食にたずさわる人の生き方~
料理人や農業従事者の方へのインタビュー記事を発信しています。
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