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エゴイスト #インド38日目

今日はラストインドDAY。
と言いながら、残ったルピーで高めのレストラン・カフェでゆったり。

そして、サッカー漫画のアオアシを読んでいた。


その中で、何かを掴めそうな感覚に駆り立てられたセリフがあった。

「仲間の気持ちを汲み、理解し、その上に乗せられてこそ洗練されたエゴイストになれる。」


薄々気づいていることがある。


僕はきっとエゴが強い。



大学受験の時は、ものすごく尖っていた笑
絶対合格するんだっていう意気込みとかじゃなくて、僕は受かるんだ。と確信してた(今思えば"言い聞かせていた"に近い)。
おばあちゃんに「僕は受かるから応援も心配もいらない。強いて言えば、体調不良にならないことだけを心配してて。」って真面目に言ってたし、滑り止めは一切受けなかった。


そんな高校時代から一変、大学生になった僕は落ち着いていた。


なんと人に寄り添うという技を身につけた!
というより寄り添わずに、自分のやりたいことだけをやってても
周りの大切な人は笑顔にならないことに気づいた(大発見)。


そして僕だけが輝いても、勝てないことも学んだ。


受験は個人戦(だと思ってる)けど、世の中の多くのことはチーム戦だ。

VUCA時代とも言われる予測不能で変化の激しい時代だからこそ、メンバー一人一人が考えて動かないといけないって誰かに教えてもらった。


だから僕はみんなを輝かせられるリーダーを目指した。


いわゆるマネジメントってやつを勉強したり、メンバーを見て、各々の強みの仮説を立てて、それにハマるタスクを作って任せる。口出しはしないけど、フォローはする。
もちろんまだまだだけど、なんか出来てる感覚にはなって楽しかった。

ちなみにこれはサーバントリーダーって言うらしいヨ。


でも、なんか違うんだよなあ。

いや、合ってるんだが。

でも足立炎が一番輝いているのかって言われると、分からない。

と言いつつ、サーバントリーダーと対比される前時代的な支配型リーダーがしたいわけじゃない。


うーんうーん。


アオアシの福田監督が言ってた感じが、良い感じだと思うんだよなあ。
なんかもっとこう、俺もみんなも良い感じにぐわっと出来る感じ笑

みたいに、全く言語化のカケラもないことを考えながらムンバイを散歩してた。

ケララ州になれると、この空気の汚さと貧しい人たちの光景が新鮮。

そんな時に色々調べてて、「アサーティブリーダー」っていうものを見つけた。

これだー!ってなった笑

弱いリーダーがダメかと言われると、そうは思わないけど、僕はそうじゃないはずだ。


・自分自身を尊重し、人を否定することなく、自分とチームの利益のために行動できるリーダー
・エゴと謙虚さのバランスをうまくとり、弱さを内包した本当の意味での強さを身につける
・自信に満ちて一歩前を歩く姿は、部下や後輩のロールモデルともなりうる


まだまだ解像度は低いけど、こんな感じだと思う。


自分だけが前に進んでも周りが笑顔にならないと学んだ僕は
いつしか一歩引いてメンバーが輝く場所を作るんだって無意識に思うようになってた。

そんな僕が自信を隠さず一歩前を歩くのは正直怖い。

置いていってしまうんじゃないか。
果たしてそれでみんなが笑顔になるのか。


でも、この怖さの先にある景色を見てみたい。
きっと良い景色が広がっているんじゃないかな。


気づいたら散歩すること2時間。

そんなインド最終日も悪くないね。



今日も読んでくださって、ありがとうございます!
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p.s. 今日のインド

インドで圧倒的な優勝だったのはガーリックチーズナン
おいしすぎる。半端ねえぜ。
カスタードプリンを頼んでみた。
悪くない素朴な味でした。
綺麗なカフェにも行った!
すてーきです。
ここでアオアシずっと読んでた。

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