【社会の変え方】3割の人が世界観を7割の人と共有する
インドに行く前、このnoteを書いた。
僕はみんなでみんなの幸せを作る、ヒーローのいない世界がいい。
全然解像度は低いままだけど、インドに5週間いる中で色々考えた。
いろんな本を読んで、この世界に課題がありふれていて、
どこがボトルネックとか分かんないなという結論になった。
ただ、言い方を変えると
理想の置き方次第でボトルネックが変わるってことだ。
つまり様々な理想を描く人がそれぞれのボトルネックを解決していけばいいんだ。時には衝突をすることもあるだろうけど、それは対話だ。健全な議論は社会を前に進めると思う。
そして、もう一つ最近腑に落ちていること。
それはいい意味の諦め。
きっと人はそんな簡単に変わらない。
ましてや全ての人が〜〜にっていうのが現実味が湧かない。
3:4:3の法則(2:6:2もほぼ同じらしい)ってやつを教えてもらった。
3割は関心が高い、もしくは賛成派。
3割は関心が低い、もしくは反対派。
残りの4割がどっちつかずで、どちらにも転びうる人たち。
政治の世界でも、歴史上の戦いでも、この4割を取れるかどうかで勝ち負けが決まった事例があるそう。
組織でも、この4割がどちらに引っ張られるかで雰囲気や質感がグッと良くなる/悪くなるらしい(なんとなくわかる気がする)。
僕は全員がなんらかの状態まで変わってほしいとは思わない。
(全員が笑顔だったらなとは思う)
となると、変えるべきは3割だ。
その3割が自分の世界観を描き、4割を巻き込んでいく。
そうして社会全体が前に進んでいきそう。
そのために大事そうなのがUX(顧客体験)なのでは。っていう仮説。
分からないが。
なんでこう思ってるか、うまく言語化できない、、うぅ〜。
でもUXの応用可能性が高い。
というより教育、食、学び、みたいな"分野"とはレイヤーが違うと思う。
手段なんだ。というかスキルだ。
世界観を作るためのスキル。
善いUXであふれた社会を作るとする。
UXというスキルの浸透は確かに社会を豊かにすると思う。
ただ、例えば一つの家族の日常を考えた時に、UXスキルの浸透がどこまで笑顔を作っているのかあまり実感が湧かない。
食という分野からみんなで美味しいご飯を食べる時間を作っている料理レシプアプリの方がよっぽど笑顔を作っていそうだ。お父さんが仕事楽しかった!って言って帰ってくるような日常を作る転職支援サービスの方がよっぽど家族が笑顔になりそう。
ただ、そんなサービスやアプリが笑顔になる体験を作っているのはそのUXが良いからだ。
今までは物売り(技術志向の強い日本は特に)だったところから、事売りに。使う人が笑顔になる体験価値を作っていくんだ。
この運営の思い描く世界観での体験をユーザーが獲得する。
作り手も使い手も世界観を共有して、笑顔になっている感じ。
これが世界観を作るってイメージ。
世界観を描く3割が、その世界での体験を4割を含めた7割で共有する。
こうやって社会が変わっていくんじゃないかなあ。
そんな考えてることの現状報告でした😌
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