見出し画像

わかりやすい

仏教の入門書って沢山あるが、一般の方々の目線で役に立つ形に示すのは、難しいと思います。

そういう意味で上手に書かれていると思われるのが…

鵜飼さんと言えば、私にとっては『寺院消滅』や『無葬社会』など衝撃的な題名な本をお書きになったり、『仏教抹殺』などの現地調査に基づくレポートありの気鋭のジャーナリストというイメージです。

さて、本書はビジネスに活かすが題名にあるように、普通の言葉の説明というよりは、ビジネスに特化した切り取り形で書いています。働き方、組織、人生といったものを仏教の視点から考えています。

相手の状況に合わせて教えを届けるという「対機説法」という言葉があります。まさに対機説法な本だと思います。

最後に墓や葬儀の考え方も、述べられています。

著者の経歴、経験が生かされていて、この方にしか書けない一冊だと感じます。

この記事が参加している募集

最近の学び

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?