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リレーエッセイ「わたしの2選」

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通翻訳者や言葉のプロがとっておきの本や映画、音楽、絵画、旅した街などを紹介するリレーエッセイ。
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記事一覧

『嘘つきアーニャの真っ赤な真実』『Heimsuchung』(紹介する人: 見形プララット かお…

英日・独日翻訳者の見形プララット かおりです。政治学を学んでいた大学時代から中東欧の民主…

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リレーエッセイ「わたしの2選」/『ヒロシマ・モナムール』『スローターハウス5』(…

スウェーデン語の翻訳者、ヘレンハルメ美穂と申します。リレーエッセイに参加しないかと声をお…

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リレーエッセイ「わたしの2選」/『ハーレムの闘う本屋 ルイス・ミショーの生涯』『…

英日翻訳者の北村みちよです。出版翻訳者になりたくて20年ほど勉強を続け、2013年に最初の訳書…

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リレーエッセイ/「わたしの2選」「わたしの人生の指針となる2冊」 『私家版 日本語…

英日翻訳者の倉田真木です。子どもの頃から、本とともに生きてきたわたしにとって、本はつねに…

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リレーエッセイ「わたしの2選」/『エクソフォニー~母語の外へ出る旅』『複数の言語…

英日翻訳者の片山奈緒美です。わたしは不惑を過ぎてから人生に迷いや不安を感じるようになりま…

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リレーエッセイ「わたしの2選」 / 『長くつ下のピッピ』『ロシュフォールの恋人たち…

「懐かしい!」と声を上げた人、いますか? (いたら嬉しい!) 映像翻訳者の岩辺いずみで…

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リレーエッセイ/「わたしの2選」『Finding the Mother Tree』『Luschiim’s Plants』(紹介する人: 生方眞美)

英日翻訳者の生方眞美です。 リレーエッセイの執筆にお声がけいただき、ありがとうございます。 仕事ではマーケティングやビジネス関連の文書を翻訳していますが、普段好んで読むのは鳥や動物、植物、自然科学に関する書籍やウェブ記事です。 本稿では、私がいま住んでいるカナダのブリティッシュコロンビア(BC)州の自然に関わりのある本2冊とその著者についてご紹介します。 Finding the Mother Tree 「ウッド・ワイド・ウェブ」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。 森

リレーエッセイ「わたしの2選」/『IT』『クリスマスのフロスト』(紹介する人: 小川…

自分にとって大切な本を紹介する。 という行為にむずがゆい重圧を覚えるのはたぶん、心の薄皮…

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リレーエッセイ「わたしの2選」/『ルリユールおじさん』『アライバル』(紹介する人:…

はじめまして。翻訳者の内山由貴と申します。映像翻訳をメインにしていた時期もありましたが、…

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リレーエッセイ「わたしの2選」/『ブラックリスト』『Hikaru Utada Laughter in the …

映像翻訳者の蔭山歩美です。日本映画に英語字幕をつける仕事をしています。今回リレーエッセイ…

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リレーエッセイ「わたしの2選」/『黄昏のロンドンから』『ボートの三人男』(紹介す…

英語翻訳者のラッシャー貴子です。今はロンドンに住んでいるので、イギリスにまつわる2冊の本…

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リレーエッセイ「わたしの2選」/『バグダッド・カフェ』『ブリキの太鼓』(紹介する人…

おすすめの作品を2本ご紹介する機会をいただいたのですが、2本に絞るというのがなかなか難し…

リレーエッセイ「わたしの2選」/『グンダーマン 優しき裏切り者の歌』『メトロポリ…

はじめまして。ドイツ語字幕翻訳者の吉川美奈子と申します。このたび、おすすめの映画2作品を…

リレーエッセイ「わたしの2選」/『雪の階』『すべての、白いものたちの』(紹介する人: 下田明子)

翻訳者の下田明子です。お勧めしたい本は山のようにあるのですが、中でも最近、まったく違った方向からわたしの心に飛びこんできた2冊をご紹介したいと思います。純粋に本を読む喜びを思い出させてくれた大切な2冊です。 『雪の階』数年前、ふらっと立ち寄った近所の書店で、こちらをまっすぐ見つめてくる1冊の本に会った。その視線に吸い寄せられるようにして手に取り、そのままレジへ向かっていた。よく行く書店だが、こんな経験は初めてだ。この話を人にすると、「へえ、それどういう本なの」と聞かれること