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7月第3週 今週の「本の話」 おすすめ3選!

7月13日(木)から19日(水)に、本の話で公開された記事の中から、注目の記事をピックアップ!


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★第169回芥川賞・直木賞が決定!

2023年7月19日(水)都内にて開催された選考委員会にて、第169回芥川賞に市川沙央さんの「ハンチバック」が選ばれました。

第169回直木賞は垣根涼介さんの『極楽征夷大将軍』と永井紗耶子さんの『木挽町のあだ討ち』が選ばれました。


★なぜ、いま「信長」を考えるのか

革命的ヒーローか、凡庸な大名か。人気武将がゆえに頻出する信長研究に対し、東大の人気歴史学者本郷和人さんが本気で答えを出すエキサイティングな書『信長の正体』から、「序」をご紹介します!


★光原百合さんのこと

惜しまれながら亡くなった光原百合さんのファンタジーや童話まで幅広いジャンルの傑作を収録した『やさしい共犯、無欲な泥棒』から、有栖川有栖さんによる追悼エッセイをご紹介します。

 

●今週のポッドキャスト

【翻訳の部屋・番外編】キング最新刊『異能機関』表紙絵の制作秘話に迫る!

恐怖の帝王スティーブン・キングの王道回帰と話題沸騰中の新刊『異能機関』(文藝春秋/白石朗訳)。作品世界への想像&期待を膨らます表紙絵はどのように制作されたのか――これまでもキング作品を数多く手がけてきた、画家の藤田新策さんを直撃。実は今回の表紙のヒントとなったのは、あの名作ファンタジーだった!?
担当のタカハシと20年以上キング作品と関わってきた翻訳部長のナガシマが、さまざまなエピソードを交えつつ、本音トークが炸裂しました。


【オールの小部屋・番外編】Books for The Star☆BTSを読む⑤前篇・アイドル、プロデューサーになる~文藝春秋の創業者は文豪で社長!?

【オールの小部屋・番外編】Books for The Star☆BTSを読む。今回は、メンバー初となるソロでのワールドツアーを敢行したSUGA/AgustDさんのコンサートを見て大興奮!の勢いでBTSがなぜ「芸術性」と「商業性」を両立できているのか…を、門井慶喜さん著『文豪、社長になる』を読みながら考えてみました。ベストセラー作家でありながら、自ら出版社を立ち上げ、芥川賞・直木賞を創設した菊池寛。作家でありプロデューサー気質でもあった生涯を描いた作品に刺激されて深堀りしてみたBTSの凄さとは……?
盛り上がりすぎて、初の前後編です!


【松本清張賞作家・森バジルに聞く】1つの町に5つの小説世界『ノウイットオール』誕生秘話

推理、青春、SF、幻想、恋愛――5つのジャンル小説を1つの町を舞台に展開してみせ、5人の選考委員をして「選考委員への挑戦状か!?」と心胆寒からしめた話題の書『ノウイットオール あなただけが知っている』。著者の森バジルさんに着想のきっかけをうかがいました!

【あらすじ紹介】 1つの街を舞台に描かれる、5つの世界は、少しずつ重なりあい、影響を与えあい、思わぬ結末を引き起こす。
すべてを目撃するのは、読者であるあなただけ。
推理小説/青春小説/科学小説/幻想小説/恋愛小説
5つの物語は、5度世界を反転させる。
森バジルを読めば「世界が変わる」
【選考委員 選評より】
阿部智里 5つの同じで異なる世界! その構成に気が付いた時、「正気か」 と目を疑った。
辻村深月 抜群のきらめきに満ちていた「青春小説」パートは見事だった。
米澤穂信 小説というものに必死に手を伸ばした作者の叫びが聞こえた。
森絵都 チャレンジ精神と熱量の高さがすばらしい。
森見登美彦 「読者だけが知っている」そんな構造を楽しんでほしい。


【話題作🎧試し聴き】『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』(著・村上春樹/朗読・ 向井 理)

多崎つくるは親友四人から理由も告げられず、突然絶縁された過去をもつ。恋人に促され、真相を探るべく一歩を踏み出し、旅に出る。朗読は俳優の向井理さん。『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』オーディブルのお求めはこちらをクリック☚。向井理さんのインタビュー動画を公開中。


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