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4月第2週 今週のおすすめ「本の話」 5選!

 ただいま文春文庫では「感動本 発掘本 名著本 いま出会いたい本フェア」開催中です!

 4月6日、二十年間大ヒットシリーズを生み出し続ける作家・佐伯泰英さんの電子書籍が配信開始! 新シリーズ『照降町四季(てりふりちょうのしき)』も同日発売です。

 文庫解説からは梶よう子さん『赤い風』、葉室麟さん『影ぞ恋しき』、深沢潮さん『海を抱いて月に眠る』をピックアップ!

★「感動本 発掘本 名著本」いま出会いたい本フェア

 春、新たな生活の始まりです。この時期だからこそ読みたい、あなたの世界を広げてくれる「感動本 発掘本 名著本」をセレクトした「いま出会いたい本」フェアを書店で実施中です!


★【2021 佐伯泰英 刊行プロジェクトニュース】
4月6日電子書籍版 123タイトル一挙配信開始!

 ついに磐音、小籐次、惣三郎、佳乃たちが電子書籍に登場です! また電子化を記念して、特別なプレゼント企画も実施中です。ぜひこの機会に時代小説の醍醐味を電子書籍でもいかがでしょうか。


著者初! 女性職人が主人公の新シリーズ『照降町四季』がスタート! 

 日本橋近く、傘と下駄問屋が集まる照降町に鼻緒屋の娘・佳乃が帰ってきた――江戸の大火と復興を通して描く、町人たちの勇気と奮闘のストーリー! 特設サイトでは刊行に寄せて、佐伯泰英さんからのコメントも掲載です。

 また、これまでの2021年刊行プロジェクトについては、こちらをどうぞ!


★青葉を振るわせ、風が吹いてくる
『影ぞ恋しき』(葉室 麟)

 京都で咲弥と上野介の忘れ形見の香也と静かに暮らす雨宮蔵人の許に、信州高遠から密使が訪れ、そこから大きな政治に翻弄される蔵人と咲弥。幕府の暗闘に巻き込まれる彼らの運命は……。 

 文春文庫では葉室麟さん最後の小説となった『影ぞ恋しき』。『いのちなりけり』『花や散るらん』に続く三部作が、ついに完結です!


★悪名高き柳沢吉保 策士か。名君か。それとも――
『赤い風』(梶 よう子)

 限られた資源をめぐって周辺の村々が長く争ってきた武蔵野原野。五代将軍徳川綱吉の寵臣で、川越藩主に就任した柳沢吉保は、この荒野の開墾を命じた。

 生きるために、荒野を拓け! ――武士と百姓という身分の違う〈相棒〉が、難事業に挑む! 大地に生きる人々を力強く描く長編歴史小説です。


★二つの人生を生きた在日一世の物語
『海を抱いて月に眠る』(深沢 潮)

「感動で全身が震える傑作」──佐藤優(作家・元外務省主任分析官)
「世代も国境も超えた希望の書」──斎藤美奈子(文芸評論家)

 深沢潮さんは、2013年『ハンサラン 愛する人びと』で単行本デビュー。ママ友地獄や在日朝鮮人をテーマにした多彩な作品を次々に発表し、話題を呼んでいます。家族とは何か? 在日とは何か? デビュー以来追い続けてきたテーマが結実した一世一代の勝負作です。


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 本の話では「読者と作家を結ぶリボンのようなウェブメディア」として、書籍にまつわる記事を配信しています。

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