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ウラジオストク旅行記 準備編

ここのところ急激に気温が上がり、まだ5月ですが夏めいて来ました。

まだまだ外出自粛で、さらに県外へ出ること、国外に出ることは先の先の話。どこかに旅行したい!という気持ちを、写真を通じて少しでも発散して貰えるように、去年の7月に友人のY氏とロシア・ウラジオストクを旅行したときのことをnoteに書きました。

私たちが訪れたのは、ウラジオストク旅行が日本でも流行り始めた時期で、先人の旅ブログがすごく参考になりました。自由に海外に行けるようになったときに、私の経験も少しでも助けになればと思い、写真の前に少し準備についても買いておきます。

だいぶ間が空いてしまいましたが、思い出しつつ書いていこうと思います。


*このnoteは、2019年7月にウラジオストクを旅行した記録です。


【基本情報】

・旅行した日程  2019/7/19~7/22

・登場人物

 私 カメラマンをやっている上に心配性で常に荷物が多い&重い

 Y氏 私よりもマメに写真を撮ってくれる友人 荷物軽くするの命

【旅のいきさつ】

私とY氏は元々エンタメ趣味で繋がった友人なのですが、海外アーティストや映画が好きなこともあり、普段から二人で、食べたことのない国の料理を食べたり、展覧会に行ったり、海外の雑貨を眺めたりして遊んでいました。

2017年に一緒に台湾に行き、次またどっか行きたいね〜と話していたのですが、私は新しくハマった沼(*THE RAMPAGE from EXILE TRIBE)のせいで地方遠征ばかりしており、次の予定がなかなか決まりませんでした。しかしY氏の仕事の休みが変わる可能性が発生し、もう勢いで行っちゃう?航空券取ったら行くしかないだろ!という感じで、成田発ウラジオストク行きのチケットを取りました。

ウラジオストクを選んだのはいくつか理由があるのですが、私はアジア圏しか旅行したことがなく、日本から一番近いヨーロッパであることが第一にありました。(Y氏はもっと色々な国に旅行経験がありますが)

またロシアに憧れがあったものの、モスクワ旅行のハードルに対して、極東ロシア沿海地方はビザ取得が簡単(電子ビザ)になり、フライト時間も短いし、短い日程でも回れるし、海鮮が美味しいなどなど、ウラジオストクはいいぞ的な情報をネットで見かけていました。

加えて私の憧れの国・ジョージアの料理がロシアで流行っていて、極東のウラジオストクにもレストランがあるのを知り、絶対行きたい!と思いました。


【旅の準備】

友人の中でも、Y氏とはお互いに旅行の内容を積極的に提案しあうタイプなので、この流れで準備を進めていきました。

・とりあえずホテル予約&航空券の確保

・各自情報収集して話し合い

・電子ビザ取得

・旅程を詰める

・買い出し&荷造り

・便利なアプリをDL

【ホテル・航空券予約】

とりあえず予約しちゃえば後には引けないだろ!ということで、枕と足をとりあえず押さえました。

ホテルは事前キャンセル無料のサイトが多いので、めぼしい場所・金額のところで早いうちに2~3箇所キープ。去年の夏時点で、ウラジオストクの観光地としての人気にホテルの数が追いついておらず、さらに7月はハイシーズンで、既にかなりのホテルがいっぱいの状況でした。

また2人旅行の場合、ダブルの部屋は多くてもツインの部屋がなかなか無くて、そこもホテル押さえを焦った理由です。

ホテルは私の方で押さえ、航空券はY氏が押さえてくれました。その時点で比較したところS7航空の公式サイトで買うのが一番安かったので、そちらで予約をしました。

ホテルは少ない口コミや写真をよく見つつ、行きたいエリアが固まって来たら、アクセスがいいところ1件に絞りました。

【情報収集】

最初に二人で会って、やりたいこと、行きたいところをざっくり話し合った後は、各自で情報を集め意見を交換しました。

・本

インターネットで情報収集できるようになっても、旅行前には必ずガイドブックを買うようにしています。持ち歩かなくても気分が高まるし、帰ってから思い出を振り返るために役立ってます。電子版ならフライト中も眺められます。

Maybe!のウラジオストク・ハバロフスク特集号は、2018年の夏に発行された、日本でのロシア沿海地方旅行ブームのはしりの一冊です。2019年末にはジョージア特集もしている、非常にわかってるムック。

海外旅行のときは地球の歩き方を買うという自分ルールに従い、購入しました。私のは改定前でウラジオストクオンリーでした。

・先人のブログ

旅行の流れをイメージしたり、リアルな話はやはりブログが一番参考になりました。私が今更記録しておこうと思ったのも、そのへんの感謝ありきです。

・インスタグラム

こちらは行きたいお店を決めるために、Y氏がリサーチしておいてくれました。インスタで情報収集したものを、グーグルカレンダーを使用して共有しました。

韓国からの観光客の投稿が多く、ハングルでウラジオストクと検索すると、おしゃれな店がいっぱい見つかりました。映えることに詳しいのはさすが!

【電子ビザ取得】

ロシア沿海地方への電子ビザは2017年8月から取得できるようになりました。

1週間までには申請しましょう。必要事項を記入して送信すると、4日以内にメールで電子ビザが届きます。私のときは2日後くらいにはもう来てました。早い!

今は難しいですが、またウラジオストクにも、他の都市にも行きたいです。

【旅程を詰める】

旅程を詰めるために、Y氏の提案でTabioriというアプリを使用しました。

旅程やメモを共同編集できます。私は数字に弱く、時間を覚えるのが苦手なので、個人旅行でもスマホのメモ帳にびっしり出発時間・所要時間・到着時間を細かく書き込むのですが、それを共有できます。

使った当時は、iPhoneのメモと比較して、アプリの立ち上げからメモまでいちいち開きなおさなければならず、ちょっと面倒でした。

結局旅行予定日の天候が怪しかったので、事前にしっかり決めるのはフライト関係だけにして、3泊4日のうちフルで動ける2日間を、郊外に行く日の予定と、街中でショッピングする日の予定に分けました。

【買い出し&荷造り】

・simカード

私もY氏もsimフリーのiPhoneを使用しており、ポケットwifiよりも充電いらずで便利だろうということで、今回は海外simを使用することにしました。

私は現地で焦ったり、交換しようとしてsimを落としたりするのが心配だったので、事前にAmazonで既存のsimカードに貼り付けるタイプの海外simを購入しました。データプランの早割もあったので、早めにそちらの購入もしたのですが、ホテルのwifiが部屋の位置のせいか弱く、結局途中ホテルの近くの携帯屋で現地のsimを購入しました。

現地で買ったsimは数日使い放題タイプで、店頭で使用する日数を伝え、窓口のスタッフが設定まで全てしてくれました。値段は忘れたけどすごく安かったです。

貼るタイプのsimも、空港着いてから入国審査に時間がかかったので、その間使えたのは便利でした。今も貼りっぱなしです。割高ですが、別の国に行くときも使えていいですね。

・プラグの変換

ロシアはヨーロッパCタイプのプラグです。折角なので汎用性の高い変換を購入しました。事前にY氏と買い出しに行き、無印のアダプター

も気になっていたのですが、スマホ・カメラ・モバイルバッテリーと、充電するものが多かったので、AmazonでUSB端子のいくつかついた小型のタイプを購入しました。

だいたいこれと同じものでした!軽くてケースもついていて便利。

・モバイルバッテリー

私は元々Anker PowerCore Fusion 5000を使っていて、そのままそれを持って行きました。

持ち物をできるだけ減らすタイプのY氏は、今回のために別の薄型モバイルバッテリーを購入したのですが、なぜか付属の充電用USBケーブルがすぐ壊れてしまったので、事前に何度か使っておくとやはり安心です。

【便利なアプリ】

韓国や台湾を旅行した時は、地図アプリや乗り換え案内アプリを使用したのですが、ウラジオストクでは道がわかりやすかったのと、uber的なサービスを主に利用したので、google mapさえあれば問題なかったです。

・タクシーアプリ

正直タクシーアプリが便利すぎて、ロシア語が全く読めない&ウラジオストクで英語が通じない状況でも、移動は楽々でした。

タクシーアプリはいくつかあって、値段や配車のされやすさが色々だったので、Y氏とあわせて4つくらいDLして使ってみました。

安くて配車もされやすかったアプリがmaximです。

uber的な感じで、普通の車が迎えに来ることが多いのですが、車種や車体の色まで表示されるのでわかりやすかったです。ウラジオストクは日本車の中古車が走り回っていて、Y氏と懐かしいね〜とか言いながら利用しました。

しかし住所を指定するときに、場所によってはピンじゃなくて現在地の住所→どこの出入り口か指定となるのですが、ロシアの建物事情がよくわからなくて、そっちに来る!?ってときもあり謎でした。現在はもしかしたら改善されているかもしれませんが。

ぼったくられたのは一回だけ、金額もほんの数百円分なのですが、乗車した後にドライバー側が乗車開始のボタンを押さず(押すとこちらにも通知が来て、アプリが乗車中にかわる)、降りるときにしらばっくれられたので、あれ?と思ったら指摘すると良いかと。

まあ後でアプリ通して評価もつけられますので、こういうドライバーは少ないと思います。


準備編で文字ばかりになってしまいましたが、本編は写真メインで書いて行きます。こちらの情報も思い出したことがあれば、追記しますね。


続く


リンク

ウラジオストク旅行記・1日目

ウラジオストク旅行記・2日目

ウラジオストク旅行記・3日目

ウラジオストク旅行記・最終日とお土産

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