ここに今、不安定な足取りのサングラス男が一人、駅のホームの端ギリギリを歩いている。
次の瞬間、電車は男が今までの人生の中で見てきたものの影や、これから見るはずの美しい景色と接触した。

そうして電車は、その影を時空とともに無理矢理引き伸ばしながら走り抜けようとする。

もし、あなたがこのサングラス男なら、今まで見てきた世界と、これから見るはずの世界と、今見ている世界と、見ていない世界と、どのような世界をどのような意味として見つめるだろうか。

▼展示情報

京都国際映画祭2020
クリエイターズ・ファクトリー アート部門

2020 年 10月 15日(木)〜10月 18日(日)
12:00~17:00 よしもと祇園花月

新作《電車とすれ違うサングラス男》
アクリル/キャンバス

新作のアクリル画がアート部門で、入選という形になりました。会場で展示されています。ちょっとだけ会場くらいので、明るい部屋より色みが暗いように違って見えます。

審査員は、玉置泰紀さん(株式会社KADOKAWA 2021年室エグゼクティブプロデューサー担当部長/京都市埋蔵文化財研究所理事)
山本太郎さん(ニッポン画家・京都芸術大学准教授）おかけんたさん(芸人／京都国際映画祭アートプランナー) でした。

ありがとございました。

この展示に関しては、入場無料です！
最終日18日には、会場にて、吉本芸人さんのお笑いライブイベントもあります。（有料）

ぜひ、ご覧ください。
よろしくお願いいたします。

●審査員情報