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僕は医者なので、屋外ではマスクを外します@離島・へき地で未来の医療体験記

こんにちは、先日カツオを捌いてたら指を大幅に切ってしまい8針も縫った室原です。
#島の人は「あんな捌きやすいカツオで指切るなんて信じられない(笑)」と笑い飛ばしてくれました、ありがたいw
#魚を捌くなんて当たり前の戦闘力高めな島民集団w
#表紙は室原家が作る見事に育ってきた苗たち!


よくよく考えたら診療所を辞めて公的な立場がなくなったので、自由に自分の考えを書けるのも貴重だなと思い今回はコロナの「マスクいつまでつけるの問題」を書きたいと思いました!

先に言っておきますが、室原はマスク嫌いではありません!仕事柄助けてもらうことも多いし、髭剃りめんどくさくて無精ひげ生やしまくってる怠惰な室原を隠してくれるのでw

「科学的根拠」「政策」「感情」に分けて考える

先日、政府が大体2m以内の距離で会話をする場合を除いて、屋外ではマスクをする必要はないと言っていましたね。
さすがに屋外でまでマスクをつけたくはない室原は、これを聞いて嬉々として嫁さんにも伝えました。

ところがどうでしょう。室原は絶賛出稼ぎ中で熊本にいるのですが、街中は皆さん外でもしっかりマスクを着けてるんです。そういう室原もバッチリマスクを着けてたのですが、「これなんでだろう?」って自分の胸に手を当てて考えました。その結果、上の3つを全クリできてないからかなってなったんです。というか現状「感情」以外はクリアできてるはずなんです!

「科学的根拠」については、医療者用に世界中の論文を集めてまとめて、現状での最適解を教えてくれるサイトがあるのですが、その1つのUptodateというサイトにマスクを着けるタイミングについて色々と書いてありました。「そこには距離が保たれたり、換気が出来ている環境でマスクを着けるべき」ということは書かれていませんでした。

「政策」に関しては、政府が認めた。

あとはこの「感情」なんだと思うんです。「マスクしてたら安心感あるよね」「マスクしてなかったら変な目でみられるかも。。」みたいなのがやっぱり強い気がする。
争い事が嫌いなビビりの室原はその気持ちは分かるし、その感情を否定してマスクを外せーー!!というつもりもありません。
これは「外でもマスクを外してる人増えてきたよねー、ならいっか」っていう空気感や実感が伴わないとクリアできないんだと思います。視界に映る人々で、マスクを着けてない割合が少しずつ増えることでしか解決しないんだと思います。

でも、よくよく考えたら室原は医療者です。本来はこの空気感を先人きって広げていくべき立場なんじゃないかなと思ったんです。群衆に紛れていつまでも周りの空気感が変わるのを待つのは違うんじゃないかと。

「政策」がクリアできた今だからこそ、医療者である自分が勇気をもって「感情」を排除して、「科学的根拠」にもとづいた行動を示すべきなんじゃないかと。

ということで、室原は屋外ではマスクを外していこうと思います!
#「2m以内での会話」は守るけど
#目の前で嫌な顔されたり文句言われたら秒で着けるけど
#マスク着ける着けないで言い争ってる場面に出くわしたら皆マスクつけちゃうだろうし

あと、アクリルパネルやビニールカーテンなんかは「科学的根拠」はなくて、完全に「政策」と「感情」の産物なので「政策」が変わって早く無くなればいいなと思っています。
#感染対策の教科書に「アクリルパネル」なんて言葉見たことないもん
#でも「政策」に従うことはきっと大事

ということで、医者辞めてるけど医療者の矜持をもって振る舞います!という宣言でした!

そして下の写真は田んぼが見事に島に生息するカモたちの遊び場となって荒らされたあと。。田んぼの真ん中が池になっちゃいました。。これもまたよし!以上!

カモに荒らされた室原の田んぼ泣

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