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人生がときめく片づけの魔法

本の紹介者 ゆうひん  https://note.com/yuhin0626

こんな人に読んでほしい
・外出自粛期間中、ずっと家にいるとイライラする人
・在宅勤務できる場所を家に作りたい人
・これまで何度も片づけにチャレンジしたけどうまくいかなかった人


1.この本のおススメポイント

2.本書の構成・内容

3.この本を読んで

1.この本のおススメポイント

外出自粛期間、仕事やプライベートでも家にいる時間が増えると否が応でも「家の中の様子」に目が行く人が多いのではないでしょうか。

今回は日本が生んだ片づけ界の女王、近藤麻理恵さんの著書「人生がときめく片づけの魔法」をご紹介したいと思います。
「こんまり流片づけ」とは「こんまり」こと近藤麻理恵さんが編み出し片づけ方法で、今や世界中に広がるメソッドです。
2015年には「世界で最も影響力のある100人」にも選ばれているこんまりさん。
コロナ禍の影響で再び注目を集めているようです。

☆コロナ禍でこんまり人気再燃は本当か?
https://toyokeizai.net/articles/-/347178

今日はそんなこんまりさんの出発点とも言える「人生がときめく片付けの魔法」をご紹介します。

2.本書の構成・内容**

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本書は「片づけとはなんのためにするもの?」や「これまでの片づけの方法でうまくいかなかった理由」などが解説されており、その後具体的な片付けが書かれています。
更に「片づけが終わるとどのような人生が待っているか」まで書いてくれています。

片づけても、片付けてもうまくいかないのは「正しい片づけの仕方を習っていないから」。逆の見方をすれば「正しい方法さえ身につければ誰にでもできること」とも思えて勇気が湧きます。
具体的な方法は
①ジャンルごとに家の中にあるものを全て一か所に集める
 「場所ごと」ではなく、「ジャンルごと」に片付けていく。つまり「場所ベース」ではなく、「物ベース」で片づけを進めることを推奨されています。
 確かに「場所ごと」だと、後で「こないだ片付けた〇〇のストックが出てきた」ということになりかねません。

②順番通りに片付ける 
 服→本→書類→小物→思い出の品の順で片付けるとスムーズに進む。
 これが「物へのときめき」を感じやすい順番だそうです。

③ひとつずつ手に取って「ときめくもの」だけを残す
 ポイントは「捨てるもの」を選ぶのではなく「手元に残す」ものだけを選ぶこと。

④全ての物を選んだら収納する
 あらゆるものの定位置を決める。

☆GW期間中はkindle他各種サービスで無料公開されています!


3.この本を読んで

 この本やこんまりメソッドが秀逸なのは単なるノウハウを知らせるだけでなく、片づけを通して「マインドフルネスな精神」を伝えている事だと思いました。

GWの期間中、こんまりメソッドレッスンをオンラインで受けているのですが第1回目のクロ―ゼットを片づけ終わった時に「自分をもっと大切にしよう」と感じたのです。アウトプット物は「クローゼットの引き出し1個分が片付いた」という状態なのですが、そのプロセスでモノと向き合い「自分はこの服を着たらどんな気分になるだろう?それは自分にとって好ましい気分なのだろうか?」ということを考えて手元に残した結果だからです。

 不要なモノを持っているのは「過去への執着」か「未来への不安」であり、「今」を生きていることにはなりません。
 物にあふれて常に何かを探している部屋や視界に入る物がノイズとなり自分のしたいことに集中できない空間では幸せな時間は過ごせないはずです。
逆に「自分の好きな物」に囲まれて過ごしている部屋ではSTAYHOME時間も自分らしく、楽しめそうです。

外出自粛の期間がもう少し長引きそうなので、これを本を読んで自分のいる空間に向き合ってみてはいかがでしょうか。

#人生がときめく片付けの魔法 #こんまり #読書ログ

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