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初めての輪行

代休が取れた。
お天気も冷んやりとした上天気。きょうは、いよいよ初めての輪行。
0840家を出て、自走して成増駅まで。
自転車を折り畳んで輪行袋に入れる。その間約3分。

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KHSのフォールディングバイクはコムパクトにまとまる

下調べもしないで来たので、目的地の小川町行き急行電車は行ったばかり。やむなく森林公園行きに乗る。
ホームで電話しているうちに小川町行きの電車が来ので、乗り継ぎ。予定より1時間遅れのスタート。

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旧道をしばらくうねりながら進む。空気が適度に冷たくて気持ちが良い。途中、道の駅「ちちぶひがし」で水分補給をした。
都会の道だと、無意識にガシガシ漕ぐ感じになるのだけれど、田舎道ではのんびりとした気持ちになる。
ルートは、定峰峠を越えて秩父の予定でいたのだが、この先台風の被害で通行止めの標識があった。
急遽、二本木峠に迂回することにした。
峠に入った刹那、いきなりの急坂(と、いうより斜面)になる。全てのギアを使い果たした。弱虫オジサンは勿論途中から歩く。

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坂では無い、斜面だ、、、

それから約5キロ。乗ったり降りたりを繰り返し、何とかピークにたどり着いた。

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天気は最高! 空は蒼い!

地獄のような登りの後には、スキー場のような下り。ブレーキに気を遣う。SOLAのブレーキは頑張っていたけれど、時よりフェード気味になる。瞬く間に里に降りてしまう。
軽いピークを越えて、さらに下っていくと、突然、秩父札所一番「四萬部寺」に出くわす。

2年振りの再訪だ。札所巡は、ランニングで結願したのだけれど、今度は、バイクで結願でも良いかもしれない。

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秩父札所一番「四萬部寺」

ここまで来れば、秩父の駅はすぐそこだ。
幹線道路に出ると、セメント関係の大型車が増えてきた。
1330西武秩父駅にFINISH。29キロを実質2時間半。今回は、峠越えがあったけれど、今後のバイクの計画のペース感の目安になった。

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西武秩父駅

「祭りの湯」に入る前に、フードコートで、わらじかつを食べた。埼玉の銘柄豚を使った上の方にしたのだけれど、その肉の臭さにガッカリした。不味い。隣の日本蕎麦にすれば良かった。

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このわらじかつ丼が恐ろしく不味かった!

食後、温泉の入り口まで来て、ふと思った。

「こんな糞不味いかつ丼をすぐに消化してやる!」

そこで、もうひとっ走りすることにした。秩父から飯能までの国道299。きょうの二本木峠といい、299といい、30年以上前、86で毎日のように走り回っていた道だ。
飯能までは下り・・・と思った僕が馬鹿だった。
秩父市街から正丸トンネルまで、270mも高度を上げる。流石に一級国道だけに、歩くような斜度ではないが、ダラダラといやらしい登りが続く。
正丸トンネルの途中でピークを迎えたけれど、トンネルを出るまでは、後ろから車に煽られる。生きた心地がしなかった。
自転車は、これほど登り下りで変わるもんだったか?
19キロ走って、切りよく吾野駅に差し掛かったので、きょうのツアーを終えた。

吾野駅で自転車を畳み、西武線で帰る。
1800帰宅。

フォールディングバイクは、輪行の準備に3分とかからないから、フットワーク軽く旅に出られそうだよ。
それでいて、KHSはロードバイク顔負けに走るから、走りも楽しい。

よし!次はどこに行こうか。
なるべく平坦コースを探してみようと、早くも弱気な、弱虫オヤジ、なのである。

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