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ネットでイラッとしたら利用を考えよう

見た。

Appleの新製品発表で、CMが一番話題になるとは思わなかった。しかも批判の文脈で。

このCMに不快感を覚えたり、怒りを感じる人がいるのは分かる。ただ、同時にこうも思ってしまう。この程度のことに積極的に怒りを発信していくのは損だよな、と。

ネット、特にTwitterでは、頻繁に怒りを噴出している人がいることに気がつく。こういうのに俺は危なっかしいから近寄らないでおこうと思うし、見ていて楽しいとは思わない。これは推測にすぎないが、多くの人は同じように思うのではないか。

そうなると、怒りの発散は長期的に見て損になる。一瞬、気分が晴れるかもしれないし、賛同的な反応も得られるかもしれない。でも、それで集まる人は怒りを求めるタイプの人であり、平和を好む人は去っていく。一度や二度ならば大した違いはないだろうけど、繰り返していくとフォロワー欄は火薬庫のようになるのではないか。

また、怒りは別の怒りを呼び寄せる可能性が高い。あることを批判した場合、反対の立場から逆に批判が飛んでくることが起こり得る。こうなると実に面倒だ。ストレス発散のつもりの行為が、新たなるストレスのきっかけとなってしまう。これは実にバカバカしい。

ではネットを見ていて怒りを感じた場合は、どうするのがいいだろうか。俺はやっぱり自分に得になるように振る舞うことを第一に考えるのが良いと思う。それも怒りを煽る方向ではなく、ネタの知名度を利用して面白いものを作る方向で。例えば今回の案件だと、これが賢いと思った。

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