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はちみつの福箱 その4

購入してから2か月も経ってしまいましたね。
途中で放置していたラベイユの福箱のレポートの続きです。

スペイン産ラベンダー

ラベンダーは日本では北海道の富良野地方のラベンダー畑が有名だ。最近では本州でもかなり広大な面積をラベンダー畑にしている場所もあるという。千葉の南のほうに出かけたときに立ち寄った養蜂園で国産のラベンダーのはちみつを売っているのを見たことがある。あれはもしかしたら本州のラベンダー畑で採れたものだったのかもしれない。
ラベンダー自体は地中海沿岸などが原産で多くの品種がある。よく知られているようにその芳香性から美容や料理の風味付け、また多くの薬効をもつハーブとして使われてきた。

今回のはちみつは、色は明るめのアンバーで結晶はなく透き通っている。
香りは蜜源が芳香性の植物であるのにかかわらず、花の香りは抑え目でありはちみつらしい香りがする。
舌ざわりはねっとりとオイリーで少し長めに舌の上にとどまる。
味わいは、青草のような爽やかさ、栗の皮のような渋み、または香ばしさと表現できるような味わいがする。
酸味、苦みともに感じないが、甘さがさっぱりとしていて後味がすっきりとしている。
どんな料理に合わせるかというと、比較的なんにでも合いそうなので、砂糖代わりに使えそうだが、わたしはこれで餡子を炊きたいです。

国産 東京小金井 新緑の森

ふたつめのはちみつは、『新緑の森』です。
東京都の小金井市で採れた百花蜜ですね。商品名からして新緑の季節に採れたということでしょうか。5月ごろの花々でしょうか。写真よりも実際のはちみつはもう少し白っぽい色をしているので、初夏に入る味の濃い蜂蜜よりも春の蜜源が多いのでしょうか。アカシアやマメ科のはちみつなどは白っぽいはちみつになるので、そういったはちみつも入っているかもしれません。

色はさきほどのラベンダーよりももっと白っぽい色をしており、結晶もあるので濁った色合いです。結晶は全体的に広がっているわけではなく、若干分離気味なので、上部の液体部分と沈殿している結晶部分をよくかき混ぜて食べます。
香りは少し柑橘系のような爽やかな香りがします。
舌ざわりはわりときめの細かい結晶ですが、クリーミーというほどではなく、少し粉っぽいような粒子を感じられる舌ざわりです。
味わいは、いろんな花の香りが感じられて、清涼感があり、それ以外のクセは少なく、上品な甘さです。
苦み、酸味ともに感じられず、後味は花の香りが口の中に長く残ります。
料理に合わせるには、この花の香りを生かすようにお菓子の仕上げに塗るなどして香りを楽しんでもらいたいです。


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