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2023年4月にプレイしたゲーム

 4月にプレイしたゲームたちです。9本。


SunHaven

プレイ時間:50時間
 ファンタジー世界の農場ゲーム。魔法で耕したり水やりしているのがすごく魅力的に見えて購入。
 スキルツリーが充実しているし、乗り物なども凝っていてかわいいし、楽しみにしていた魔法での水やりも楽でよかった。釣りのスキルツリーを進めると魔法で釣りも出来たりする。
 マルチで最大8人まで一緒に遊べて、形式はキャラの持ち寄り。クエストの進行度などは各自のものが残るけどたまにバグか何かでホストの進行度に合わさっちゃうことがある。
 かなりよく出来たゲームだと思うんだけど、メインストーリーの次クエストが出てこなくなってしまったので終了ってことにした。


Gamedec - Definitive Edition

プレイ時間:11時間
 依頼を受け、ゲームの中に入って事件を解決する探偵となるADVRPG。
 まずコンセプトがよかったな。最初の事件は「息子がゲームから出てこないから助けてくれ」っていう依頼から始まる。ゲームデックである主人公は依頼されたゲームの中に実際に入って、息子が何をしているのか調べて、問題があったら解決する。ゲームの中に入ったらそれぞれのゲーム風UIが表示されて、場合によってはそのゲームでの経験値を集めたりする。
 入り込むゲームの種類は3、4種類と多くないけど、作り込みにクスっとなれる要素もあってよかった。放置農場ゲームっぽいやつに入ったとき、そのゲームを20年やってる古参プレイヤーが、「ライトユーザーに合わせてゲームが簡略化されて、サブスクやアイテム課金が増えてゲームが箱だけになってしまった」って諦観とともに語るシーンとかめちゃくちゃ好きだった。具体的にどのゲーム、と思うわけじゃないけどそういうのあるよねってなんとなく思っちゃう感じ。
 前のゲームで会ったプレイヤーと別ゲーで再会するのとかもよかったな。
 肝心の推理パートはちょっと難解だったというか、情報収集で思ったこととぴったりはまるような推理先がなくて毎回選択肢で苦しんじゃった。情報収集に失敗したら情報不足でも推理しなくちゃいけないのがまたしんどい。ついでに言えば正解らしい正解がないような推理も多く、パッと視界が晴れるような推理ゲームらしい爽快感はなかった。もっとついでにいうとエンディングの選択肢も自分の望む物がなくて残念だった。
 推理ゲームとしての爽快感は得られないけど、作り込まれた世界観を味わうゲームとして面白かったな~という感想。


華アワセ

プレイ時間:蛟編-12時間、姫空木編-12時間、唐紅/うつつ編-18時間、いろは編-8時間
 2012年から2019年にかけて発売された乙女ゲームのシリーズ。蛟編と姫空木編が時代の流行的なものか結構下品でいやな感じだったけど、それ以降は品性を取り戻しててよかった。
 最終いろは編、それぞれがそれぞれの世界で幸福に過ごしてるよってエンディングとして受け取ったので、みんなよかったねの気持ち。世界もキャラの感情も作り込まれてて良いシリーズだったな。上のリンクは推しの唐紅編にしたけど、やるなら全編やった方がいい。話がふんわり続いているので。


脱出ルームシミュレーター

プレイ時間:7時間
 マルチで出来る一人称視点の脱出ゲーム。
 複数人で考える前提だからか難易度は高めに感じた。ただ、ひとつのパズルを解いたら次のヒントが出てくる形式で、一度に出てくるパズルがそんなに多くないので、二人プレイしても相手の推理待ちとか自分の推理で待たせちゃう時間とかが発生してちょっとあんまそこはどうなんだろうって感じもあった。一人プレイとあんま変わらないような印象。謎の共有が上手な人がいたらもっと盛り上がる感じになったのかなあ……。
 わかんないけど脱出ゲームとしては楽しかった。友達いない人も一人用として買ってよさそう。


A Castle Full of Cats

プレイ時間:1時間
 お城の中にいる呪われたネコを探して助けるゲーム。
 ネコには紛れネコと隠れネコが居て、紛れネコはミイラの姿になってたり骨の姿になっていたりするけど常に見えてる。(見つけてクリックするとちゃんと普通のネコになるので安心)
 隠れネコは幽霊ネコちゃんで、箱や物陰に隠れているしそれっぽい所をクリックするまで姿が見えないんだけど、それっぽいところが本当にそれっぽいのでノーヒントでも全然見つけられたし楽しかった。ネコってこういう所好きだよね~って所に隠れてる。とても良い。
 よくある捜し物ゲームではあるんだけど、隠し部屋があったり、別の部屋で鍵を見つけてきて先に進むところがあったりと軽いギミックがあるのも新鮮で良かった。なによりネコがかわいい!


The Good Life

プレイ時間:11時間
 借金を抱えたジャーナリストがイギリスの田舎町の謎に迫るADV。
 操作性がお世辞にも良いと言えないし、移動はとろとろしているし、ジャーナリストの主人公なのに鉱山で掘ってた方がお金稼げるし、なんというかゲーム性が全面的にいまいちだったんだけど、それに耐えられるぐらいお話が面白かった。
 といっても正直ミステリーとして見るとトンデモ展開が多すぎて、謎が謎を呼んでそのまま放置されるし、最初の大きな事件は未解決のまま終わるし、どう言ったら良いかわからないんだけど……田舎町の住人ひとりひとりの考え方に芯があって、それを聞けただけで「ああ良いものに触れられたなあ」という感情を抱ける。そんな感じ。ミステリーというよりトンデモなんちゃってSFコメディヒューマンドラマとかに分類しといた方が良いかも。
 あと終盤の盛り上がりが、それまで追っていた謎とあんま関係ないんだけど、そんなの気にならないぐらい良い展開で、良かったな~~って感情が強く持てる感じ。ピークエンド効果を感じやすい人は満足できると思う。わたしはとてもその傾向が強いので大満足だった。
 放置されてる謎をなんとかするにはDLCとかやった方が良いんだろうけど、操作性の悪さとかクエストのじれったさとか思い出すとちょっと手が伸びない。なんか良い感じに終われたしいいでしょ! 音楽もよかった!


Factory Town Idle

プレイ時間:13時間
 プレイ時間というか満足するまでやっての時間。クリッカー農場ゲーム。(ゲーム閉じての放置でもちょっと成長するようにできる)Demo版を9時間やってしまったので購入せざるを得なかった……。
 特別楽しいわけではないけどたまにやるとだらだら続けちゃうクリッカーゲーム。管理する物が多いんだけど、すべての物をうまく回して良い感じに整うと気分が良くなれる。進めて行くとバイオームが増えて、新しいバイオームも豊かにしていくことになる。その時研究とかが1からやり直しになっちゃうのが個人的にはネックだったな。別のバイオームから輸出入が出来るんだけど、輸出入のためのリソースも安くはないし、せっかく色んな事を大きく気持ちよく動かせるようになってたのにまたちまちまやるのか~って感じで。またクリッカー1からやりたくなったときに続きをやれば一生このゲームで遊べるのかも。天才。


FIND ALL

プレイ時間:10分
 さがしもの系ゲーム。たくさんある物の中から三種類ずつ指定されて、一種類見つけきると次の一種類が指定されるシステム。絵がかわいいし、少しずつ色づいていくのが楽しいんだけど、1枚か~ってちょっとボリュームを残念がってしまった。でもお値段を考えたら相応かな。


FIND ALL 2: Middle Ages

プレイ時間:80分
 前作が10分だったからこれもそのぐらいのボリュームかな~と思ってたら予想外にめっちゃ増えてた。ちょっとした謎解き要素もあって嬉しい。ミニゲームもある。前作でお値段相応かな~なんて納得しちゃった手前今回は安すぎると言わざるを得ない。さがしものゲームは無心で出来るし絵がかわいい分癒やされるので良いね。


おわりに

 今月はストーリー物を多くやったような気がするな。どれも部分部分で心に残っているものがあってよい。
 今やりかけのゲームはハテナの塔。難しいゲームを期待した人によってレビューがずいぶんひどいことになっちゃってるけど、心静かにぽちぽち続けるゲームとしてわたしは好き。

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