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「非不胎化介入」を知っていますか?=介入資金の行方に大騒ぎした時代

 かつて為替介入のたびに、介入資金の行方を大騒ぎした時代がありました。具体的には、円売り介入の資金がインタバンクに放置されたかどうかを気にする行為で、専門用語では「介入資金の放置」、あるいは「介入資金の非不胎化(注)」と言います。実務的には意味のない概念で、現在、介入しても騒がれなくなったのは、金融調節の理解が進んだ証拠とも言えるでしょう。

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