見出し画像

すべて自分のせいにしないと気が済まない人たちに向けて

「何もかも自分の責任だ」と思い込む人たちが、一定数いるようです。

たとえば自分の部下が、取引先に「おたくの会社、最近ちょっと株価が低迷しているようですが、頑張ってくださいね」などと失礼な発言をしたとしましょう。
(何かのネット記事でこういうエピソードを目にしました)

◎自分への過剰な責任転嫁

あとから取引先からお叱りの電話だかメールだかを受け取るわけですが、「これは私の責任だ。自分はなんてダメな上司なんだろう」と考えるのは、「認知の歪み」における「個人化」です。

上司としての立場上、一定の監督責任がないとも言い切れないのですが、これはあくまで部下の失策ですし、あなた自身がそこまで責を負おうとするのは、自分への過剰な責任転嫁といっていいでしょう。

◎責任感はほどほどに

こんな調子で責任を負っていると、いずれ身が持たなくなります。
ほどほどの責任感を持って、やり過ごすのが一番ではないでしょうか。

……ちょっと短いですが、今回の話はここまでです。
「認知の歪み」の定義についてはこれでひと通り説明したことになりますが、最後に限ってあまり話題を広げられませんでしたね。

次回でしっかりまとめたいと思います。
お読みいただき、ありがとうございました。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?